【84日目】インドネシアの味は味の素の味

かれこれインドネシアに2週間ほど滞在しているが、味の素の利用率の高さに驚いている。旨味成分たっぷりで、日本でも利用している人もいるだろうが、体に悪いと言う人も多い。僕らも絶対食べないわけではないが健康の為にも、味だけ考えても「できれば避けたいなァ」くらいには思っている。

ところがインドネシアの料理はどれもこれも味の素の味がするのだ。ナシゴレンと呼ばれるチャーハンやミーゴレンという焼きそばが主流で、どこのレストランでも食べられるのだが――というかそれしか置いてなかったりする――、そのどれもが味の素を使っている。味の素はパッと食べた感じはうまく感じるが、長く食べていると飽きる。舌が痺れる感じさえする――というと大袈裟に聞こえるが、たっぷり味の素が入った料理を食べていると本当にそう感じるのダ。まァ、単純に味の素を入れすぎてるのかもしれないが……。やっぱり出汁をちゃんととって、手作りの味を目指そうぜ、と何度思ったか……。

お赤飯のように赤いナシゴレン

お赤飯のように赤いナシゴレン

このミーゴレンは見栄えもいいが、インスタント丸出しの店も多い。

このミーゴレンは見栄えもいいが、インスタント丸出しの店も多い。

なぜかナシゴレンは色鮮やかだったりする。黄色だったり赤だったり

なぜかナシゴレンは色鮮やかだったりする。黄色だったり赤だったり

僕らがWeb制作のために長らく滞在していたスラウェシ島のゴロンタロにはミル・シランという有名な郷土料理がある。コーンと魚の身をほぐした煮込んだようなスープ。先日、初めてそれを食べたところ完全に味の素スープだったのだ。店によるのかもしれないが、郷土料理が味の素ベースになっていると思うと、なんともいたたまれない気持ちになる。

家庭料理はどうかと言うと、必ずしもそうではないようで、コタモバグという小さな町で出会った日本に7年いたという男性の家でご飯をご馳走になったときは本当においしい手作りの家庭料理をNon Ajinomotoな家庭料理を出してくれた。

料理は作りおきが多いので「味の素抜き」もできず、インドネシアにいる間は味の素と共に暮らすしかなさそうだ。まさかここで日本のメーカーに苦しめられることになると思わなかった。

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