【138日目】タイでの僕らの生活模様

タイでカオサンロードの喧噪に疲れた僕らは前の記事でも書いた通り、バンコクにあるMiaの大学時代の友人の母であるトイの家でお世話になることになった。

トイの家は高級住宅地の中にあり、その住宅地に入る場所にガードマンがいて、住民以外は許可が無いと入れない場所になっている。その地域に並ぶ家はどれも豪邸で日本でも高級別荘地にでもいかないと見られない、いや、行ったところで見られないような邸宅ばかりなのだ。聞けば多くの家にプールがあったりするらしいのだが、一番驚いたのは「住んでいるわけじゃなく、別荘的に使っている人が多い」ということ。勝手ながら東南アジアと言えば”貧困”というイメージがあったこともあり、やっぱり貧富の差、というのはあるのだな、と肌で実感した。

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トイの家族同然の友人だという人は「新聞のオーナー」だという。具体的な仕事の話は聞けなかったが、おそらくは新聞社の経営層の人なのだろう。きっとそういう人たちがこの場所に集まって住んでいるに違いない。

そんな高級住宅地の隅にあるトイの家は本当に住み心地のいい家だった。そんな大邸宅が並ぶエリアにしては小さい、とはいえ日本でいう普通の戸建てと同じか、少し大きいくらいの家で、庭が広い。芝生がキレイに生えそろい、塀沿いには丁寧に手入れされた東南アジアらしい背丈ほどの植物が並び、塀の向こうには他人の家の椰子の木やバナナの木が生えている。ちょうどいい、と言ったら失礼なのかもしれないが、僕らとしては快適に過ごせる家だった。

そんな家で僕らは10日ほどお世話になっていた。

その間、何をしていたかと言えば、ほとんど観光らしい観光はしていない。以前の記事に書いたように、水上マーケットに行ったくらいだ。その他は毎日の食事のために地元の市場に行ったり、ちょっとお茶をしに大きなモールに行ったり下程度。あまりにもローカルな生活をしていたからから、隣町のヌードル屋とは顔なじみだし、おいしいコーヒー屋台も顔なじみ、髪を切った美容院だって、顔が合えば笑ってくれる。たかだか10日間だけれど、”地元”と行って差し支えないくらい、顔なじみが増えた。――例の高級住宅地に入るガードマンとも顔なじみになって、出入りし放題だったりする。

観光もしないで、何をしていたかと言われれば、まぁ、ブログを書いたり、小説を書いたりがほとんどだった。朝から晩までと言えばちょっと大袈裟だけれど、とにかくずっと何かを書いていたような気がする。書くのに疲れるとひたすら読書(今はKindleっていう便利なもんがあるから、海外旅行をしながら日本語の本を読み放題。すばらしい世の中だ)。タイにいながらにして、「昭和の歴史」について勉強するというよく分からない生活だ。

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これからも、居心地の良い場所を見つけては、こうして長居する旅が続くだろうと思うと、楽しみで仕方がない。そういう種類の旅もあるんだな、と思ってくれれば幸いだ。

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