【153日目】タイに10年も住むというW氏に会いに

旅も5ヶ月を過ぎ、持ってきていた味噌がそこを尽きた。新潟のたちばな本舗さんから贈ってもらった味噌をもらいに行く。

2013年11月13日

「宿の近くの交差点に6時に待ち合わせよう」

前日、Wさんとはそう約束していた。ぼくらは1日、ぶらぶらと「古都」「日本の京都」などと呼ばれるチェンマイの中心地をぶらぶらと散歩していた。なんだか何をして良いか分からず、「運動不足解消」などと言いながら、どこを目指すわけでもなく歩き回る。

なんだか日本で言う提灯のようなものを見かけたり、屋台を見て回るのは楽しくはあるんだけど、なんだかお寺とかも見飽きたところもあり、一応立ち寄るが、そこまで熱心になれない自分たちに気が付く。

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いつのまにかカフェに入り、雑談したり、本を読んだり。それにも飽きると、宿に戻って洗濯。こうやって読んでもらうと分かると思うけど、世界一周の旅と言っても、僕らがやっているのは、あっちこっちで日常生活をしているだけだったりする。毎日、朝ごはんを食べ、本を読んで、ブログ書いて、小説を書いて、昼ご飯を食べて、少し散歩して、夕飯のことを考える。そんな毎日。

日常の中でももっとも気怠い種類の、たとえば予定のない日曜日のような日々を送っている。それが楽しいのだけど、たまには予定のある日曜日ってのもいいものだ。そして今日がその日なのだ。

6時になり、なんと僕らは遅刻して(申し訳ありません)、約束の場所に駆けつけた。W氏は車で迎えに来てくれた。

今日、お会いしたW氏は昔やはりバックパッカーをやっていた。そしてここチェンマイを気に入り、決意してここに越してきた。越してから仕事を探し、今ではもう10年も日本語学校の先生をやっているという。

個人的な話が多いので、何を話したかは割愛するが、改めて感じたのは生き方の多さだ。日本で――それも東京にいると、いつのまにか自分の生き方を狭めていたことに気付かされる。同時にそれ以外の生き方を「線路からはずれた」生き方として定義してしまっている。

本当は線路なんてない。ないから外れようがない。外れるとしたら、自分の信念とか、家族とか、愛情とか、道徳とか、そういうものなんじゃないかな。

とにかく味噌は受け取れた。ありがたい。

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