【167日目】ミャンマーで日本人がインドのビザを取る方法
たまにはhow to的な記事も書こうか。ミャンマーでインドビザを取りたい人必見。
2013年11月26日
インドは旅行先としてはメジャーな国の1つだろうと思う。しかし行ったことがない人にとって、ビザの取得は最初の関門となる。ビザが面倒で行くのをやめたなんて人がいても驚かないくらいだ。
日本から行こうと思う人はぜひとも時間に余裕を持って、ネットに転がっているhow to記事でも見ながらやるといい。今日書こうと思うのはもっとニッチなhow toだ。
『ミャンマーで日本人がインドのビザを取る方法』
ステップは……
- インドのビザ発行サイトで登録を行う
- 日本大使館で推薦状(Recommendation)をもらう
- インド大使館でビザ申請
- インド大使館で指紋登録
- インド大使館でビザ受け取り
1.インドのビザ発行サイトで登録を行う
これは参考サイトを挙げておくので、見ながら進める。
面倒だが、難しくはない。写真のアップロードが必要。証明書用の写真をスマホで取って、画像編集ソフトで切り取ればいいだろう。
ちなみに写真なしでも登録は完了するが、大使館で突き返されるので注意。
<参考サイト>
http://playonearth.net/user/visa/Online_Indian_Visa.pdf
2.日本大使館で推薦状(Recommendation)をもらう
平日の8:30~17:00(祝日除く)に行って「インドに行きたいから推薦状がほしい」と言えばスムーズに伝わる。ただし、推薦状発行のためには詳細な旅程が必要となる。旅程とは「いつどのホテルに泊まるのか?」を網羅する必要がある。例えばデリーとガヤに行くならば、両方のホテル詳細が必要だ。
大使館で白紙の紙をもらうので、それにフリーフォーマットで書く。いい加減に書くと、突っ込まれるので注意。
発行までに1営業日が必要。翌日の朝にはできあがる。
3.インド大使館でビザ申請
日本大使館でもらった推薦状、オンライン登録したPDFを印刷した紙、パスポート、お金(注意、後述)、証明写真などを持って行く。みんな丁寧に説明してくれるが、書類の不備不足には厳しい。
なにしろ9:30~11:00の1時間30分しかビザの申請を受け付けていない。大きな間違えなどがあると、翌日やり直しになるので、注意。
金額などは大使館に問い合わせ欲しいが、ビザ料金に加えて1人2ドルの手数料が取られた。
ここで料金について注意。
お金はすべてドルの新札で持って行くこと。汚れがあると断られる。実際に僕らはちょっとしたシミひとつで断られた。金額が分からないのであれば、10ドル札と1ドル札をたくさん持って行けばいい。どうにかなる。
4.インド大使館で指紋登録
ビザの申請が済むと、翌営業日に指紋の登録を行う。注意事項はない。
5.インド大使館でビザ受け取り
実はこの記事を書いている時点ではまだ受け取れていないが、まァ大丈夫だろう。とにかく指定の時間ぴったりに行くこと。受付の時間が短いのだ。
申請が済んでから、受け取りまで5営業日かかる。
↑大通りは結構都会
↑大型テレビがSAMSUNG。日本メーカーがんばれ
↑日本大使館で見かけた情報誌。ローカルネタで面白かった。
まとめ
さて、本当にミャンマーでビザを申請しようとしている人は注意深く読んでくれたと思うので、分かるだろうが、とにかく時間がかかる。最短で発行を済ませる手順をまとめつつ、最後のhow toを挙げておく。
1営業日目:日本大使館で推薦書発行申請。ビザオンライン登録→印刷。証明写真やドル札などを用意。
2営業日目:8:30に日本大使館で推薦状を受け取り、タクシーでインド大使館へ直行し、ビザ申請。
3営業日目:インド大使館で指紋登録。
8営業日目:インド大使館でビザ受け取り。
間に週末を1回挟むので、最短でも10日はかかる。祝日などがあると、更に長引く。そもそもミャンマーの観光ビザは28日が最長。つまり馬鹿正直にやると28日のうち10日はビザに取られることになる。
そこで最後のhow toだが、普通に考えれば3営業日から8営業日目はヤンゴンで待たず、どこかの観光地に行くだろう。8営業日目ぴったりに受け取る必要もないので、ミャンマー観光の最後にヤンゴンに戻って受け取ればいいだけだ。ところが、インド大使館にパスポートを預けている。ミャンマーではパスポートは非常に重要だ。観光客の情報を国が握っていたいので、ホテルなどで見せる必要があるのだ。パスポートのコピーをかならず取っておくこと。写真のあるページとミャンマービザのあるページの両方だ。僕らはビザのページがなく、行くホテルで毎回議論になる。一生懸命説明すると、渋々泊めてくれるが、面倒だ。
可能なら、インドビザは日本で取りなさい。
それが最後のhow toです。