【169日目】ヤンゴン・ダウンタウンは混沌の町だ

ビザやら何やらで、ヤンゴンの極めて狭い範囲を行きつ戻りつする日々だ。それでもミャンマーは面白い場所だと思える。

2013年11月28日

ヤンゴン・ダウンタウンと呼ばれる一角がある。

完璧に区画整理され、ビルが建ち並び、上から見えると麻雀の点棒を並べたよな形をしている。一片の隙もなく、縦横に規則正しく道が並ぶ。その道も15th通り、16th通り、と番号だけの面白くもない名前がついている。地図を見る限り、牢獄のような、近付きたくもない、退屈なエリアだ。

ヤンゴン中央駅の南に位置し、ヤンゴン川に沿って広がっている。ボージョー・アウンサン・マーケットという、あのアウンサンスーチーの親の名の付いたショッピングモールがある。

僕らのホテルはこのヤンゴン・ダウンタウンのど真ン中にある。

異常なまでに規則正しく整理されたエリアだが、その中に放り込まれてみると、これでもかという密度の濃さを感じさせられる。あらゆる店があり、あらゆる人間が入り乱れる。新旧、老若、男女、貧富、主従、そういったものが交錯する。

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↑突如現れる時計台

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↑なんだか美しいほどの肉体美

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↑方に荷物を背負い、さらに荷台を押す。後ろから妻が追う。

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↑車、人、ビル、ビル、ビル

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↑街角。露店が多いエリアは歩くのもひと苦労

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↑ビルがリフレッシュされて新しくなる場所も増えている

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↑こういった野菜・果物売り場も多い

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↑グレープフルーツのような味の果物

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↑路肩にはいつもこんなプラスチックの椅子とテーブルがある

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↑左側の2人、信じられないだろうが日本語が達者。しかも大阪弁。町中で知り合った。

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↑なぜか映画のポスターがたくさん貼られた通り。

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↑映画のポスターはなんのために?

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↑夜はこんな屋台があちこちに現れる

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↑道路にこんなにテーブルを出しちゃうのは普通。

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↑凄くまじめに働く屋台だった。カレーがうまかったな。

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↑ゲストハウスから見た風景。

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↑毎日8階の部屋からこうやって外を見た。

昼間は店が繁盛している。エアコン屋、冷蔵庫屋、スピーカー屋、スーパー、ミャンマー料理屋、インド料理屋、旅行代理店、洋服屋、スーパー、その他、なんでも思いつく限りの店がある。電卓専門店もあった。道は人でごった返し、さらにそれ以上の車が道路に溢れかえっている。クラクションが鳴り続け、渋滞した車の間を人が歩いている。「ミャンマーは貧困国」という印象だけで来ると、少し驚くかもしれない。

日が暮れると、少しだけ様子が変わる。露店が増える。昼間も露店は多いが、車の通りが減ると、ここぞとばかりに車道に屋台が増えるのだ。1車線使い切ってテーブルを並べる店もある。縄張りがあるのか、毎日同じ場所に同じ屋台が並ぶ。夜の露店は食べ物中心だ。ミャンマー料理、インド料理が多いが、どちらにしてもカレーだ。

つくづく混沌とした場所だと思う。ご存じの通り、経済的にも伸び傾向が見え、裕福な人が増えた。古めかしいビルの合間に生新しい絢爛なビルが建ち始めている。さらにその隙間には植民地時代のコロニアル建設が建っている。服装にしても、男もロンジーと呼ばれるスカート状の服を着る一方で、スーツやそれに近い洋服を着こなす人も増え始めている。新しいもの、古いもの、いいもの、悪いもの、いろんなものが狭い中で共存している。

それがヤンゴン・ダウンタウンだ。

長居する場所だとは思わないが、一見の価値はある。

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