【178日目】インレー湖ほとりの町を散策。おっさんと格闘技を眺めつつ。

新しい町に着いたらまずは散歩。どこに飲食店があって、どこにカフェがあって……、と確かめていくのが楽しいものだ。

2013年12月7日

夕べは日が暮れてからの到着だったので、日の当たる町の様子を見るのはこの日が初めて。ゲストハウスで、やけに見た目のキレイな朝食を食べてから町を散歩した。

ミャンマーではどうもホテルだけが、他の全てと異なる様相をしている。例えば物価。1食1ドルも出せば食べられるという意味で、他の東南アジアの国々と変わらない(あるいは比較的安い)のに対して、ホテルは20ドル以下が見当たらない。ヤンゴンでも22ドル。ここインレー湖では30ドルである。1日の平均所得が数ドル(正確な数字を失念!)程度のこの国では異常な価格設定だと思う。現地の人は旅行などできやしないのではないか、とさえ思う。

そして建物もきれいで、従業員も多く、割合サービスも行き届き、お湯も出る。要するに、周囲の家庭などに比べ、ホテルだけ異常な高級感と言える。この話は、もう少し思うこともあるので、また別の機会に書こうと思うが、そんな高いホテルを出て町に出ると、なんだか余計に貧困を感じてしまったりする。

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↑ホテル前の川で少年らが身体を洗うついでに水遊び

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↑市場に人があまりいなかった

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↑ミャンマーでよく見かける小さなミカン。

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↑見て分かる通り、バイクが中心。

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↑店の人は暇そうに食事を食べたり、雑談したり

さて、この町はと言えば、割合静かな田舎町のようだ。バガンと同じように自転車で観光する人が多く、レンタルサイクル屋が所々にあり、ほとんど舗装されていない道路を、馬車、バイク、車、自転車などが行き交う。カフェには男どもがあつまって、甘ったるい紅茶を片手に、スポーツ中継を見ている。

――地元の人が多い店が良い店

これをモットーにしてきた僕らは、このカフェに入った。

おっさんたちは左手に30円の紅茶、右手に1本5円の煙草を持ち、ボクシングに熱中している。僕らも店の隅に遠慮がちに座って、そのボクシングの試合を眺めた。よく見ると、それはどうもボクシングではなくて、ムエタイのようで……、ムエタイにしては何かが違うようで……、「いったいこれはなんだろう?」とそればかりを気にしながら僕らはその場の空気を楽しんだ。

妙な高級ホテルにいるよりも、かえって居心地が良かったりするものだ。

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