【179日目】半年ぶりの温泉というにんじんを眼前にサイクリング

インレー湖の定番観光は船に乗っての、水上観光なわけだけど、それは予算外なので、自転車を借りることにした。

2013年12月8日

小さな船を借りて――または乗り合いで、インレー湖に繰り出すってのがこの場所の定番の遊び方。だけど、それは予算外というわけで、僕らは自転車を1500チャット(150円)で借りて、走り出した。

何も目的地がないと、どうにも動きにくい。簡略地図にある温泉を目指すことにした。何しろ旅に出発した6月9日以降、1度も風呂に入っていない。ここらでじっくりお湯に浸かり、じっくり身体の汚れを落とすのも悪くないと思うのだ。

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こんな未舗装路をひた走る

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ときおり過積載車が走り、大きな砂埃をあげていく

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かと思えば、こんなきれいな花畑があったり

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寺院に飾ってあった像

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これも飾ってあった。他にも5つほどあったが、これは神様なのか?

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帰り際に牛が行水しているのを見た。横では牛追いの少年らが退屈そうに休んでいた。

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牛の行水を尻目に荷物を持って帰宅中の村人たち

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川の向こうは本当に貧しい村に見えた。橋1つ見ても、手作りの小さなものばかり。これが壊れると、川を渡るのもひと苦労だろうと思う。

と、こんな風にサイクリングを楽しんだ。

はて、温泉は?

僕らは確かにその温泉まで辿り着いた。未舗装路を1時間ほど走り、適度に汗もかき、疲れも出てきた頃だった。ここらでひとっ風呂浴びて、汗を流して帰路につくのもいいな、とも思った。ところがだ、その温泉は外から見ても ”異常に” 立派な施設だった。見かける家は電気さえなさそうな貧しい家ばかり。そんな中、この温泉だけはまるで別の国にいるかのような、ミャンマーらしくない施設だった。

制服を着た従業員に尋ねると、1人10ドルの風呂と5ドルの風呂があり、10ドルの方は混浴になっていて、見学してもいいという。僕らは従業員に連れられて、見学しに行った。

扉を開けて中に入ると、水着の欧米人がリクライニングチェアで横になって、身体を焼きながら本を読んでいる姿。まるで高級リゾートのビーチの光景を ”どこでもドア” で覗いた気分。

「”ここじゃない”感」とでも言うのか、とにかく僕らは、興ざめして風呂に入らず、外でジュースを飲んで帰ったわけだ。いずれにせよ、毎日1ドル2ドルをケチっている貧乏旅行の僕らにとって5ドルは高い。よっぽど良い雰囲気ならば考えたが……。

というわけで、半年ぶりの入浴は見送った。

……はて、インレー湖は?

実は走った道がインレー湖からは遠く、途中、丘の上から霞んで見えるインレー湖を見ただけなのだ。結局、僕らはこの先もインレー湖を見ることなく帰ってきた。

インレー湖に行って、インレー湖を見ない。

まぁ、そんなものだ。

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