【180日目】移動日に限って体調不良、食事について

体調というのは、往々にして崩してはいけないときに崩すもので、移動日の今日になって風邪を引いてしまった。

2013年12月9日

寒気と身体の火照りが同時にやってきて、寒くて暑いという、とうてい理屈じゃ説明できない体調になっている。

夕方に出発するヤンゴン行きのバスに乗りさえすればいい。そうすれば、体調が悪かろうが、目眩がしようが、とにかく一定時間の我慢をすればヤンゴンに着く。で、もう1度踏ん張って、タクシーと交渉し、宿まで連れて行ってもらえばいい。そう思えば移動日に体調を壊すというのも悪くないもんだ。

この旅の途中で今日のような軽い体調不良をなどか経験しているが、なぜだか移動日に重なることが多い。1番辛かったのはインドネシアだな。とはいえ、1つ誇れることは、1度たりともおなかを壊していないこと。最近では警戒心も薄れて、屋台で作るジュースなど、いかにも氷で腹を下しそうな飲み物も平気で飲んでいるが、胃はびくともしていない。

ヤンゴンで数日過ごしてからインドに向かうが、そのインドで下痢にならず乗り切れば、世界一周中1度も腹を壊さないという、ちょっとした偉業を達成できるかもしれないと思うのだ。

こんな妙な意気込みを持つのも、言ってみれば体調が悪いからで、体調が悪いとどうも変なことを考える……。ネガティブになったり、ポジティブになったり、熱の上下と関係しているのか、と勘ぐりたくもなる。

と、今日のブログを終えても読者に申し訳ないので、少しミャンマーの食文化について触れて締めくくろう。

ミャンマーの近代史を簡単に語ることはあまりに難しいのだけど、その食文化にはインドの気配を色濃く感じる。僕は歴史家ではないので、その起源などは知らないが、イギリス植民地時代にイギリスが多宗教化を狙い、1850年頃、インド人や華僑を呼び込んだというので、その影響があるのかもしれない。――事実、今でもインド人が多い。元々ミャンマーにいた民族と血が混ざり、インド人とミャンマー人のハーフのような人も見かける。

食の話に戻る。

カレーと一言で言っても、決定的に違うのは油の量だ。インドカレーだって油の量は少なくないが、ミャンマーのカレー(フン)は ”ほぼ油” だと言っていい。チキンカレーならば、油の中にチキンが浮いているという具合だ。

これが不味いかというと、そんなことはなく、スパイスや野菜などを煮込んだ味が油に溶け込んでうまい。うまいが、とにかく脂っこい。”味付き油” をご飯に駆けているような状態だ。

これで腹を壊す人も多い。ゲストハウスなどでも、腹を下している人が多かった。

脂っこいと言えば、中国も油を多用する。中国は食事に油が多い分、さっぱりとした中国茶も同時に食すことでバランスを取るが、なんとミャンマーでもこの辺は同じだ。ミャンマーのほぼ全てのレストランで、中国茶が飲み放題である。テーブルには必ずポットがあり、湯飲みがある。食事の後に延々とお茶を飲んでいても、怒られない。というか、現地の人はそうやって時間を潰している。

インドから来たカレー、それを中国風に油を多用し、最後は中国茶で洗い流す。インドと華僑から人が入ったと知ったせいで、そういうストーリーばかりが浮かぶようになったが、これが正しいかは分からない。

wpid-DSC_0071-2013-12-20-03-30.jpg

見えるかな、飽液体部分の油感が。

wpid-DSC_0072-2013-12-20-03-30.jpg

こんなポットに入った中国茶が必ずある。

wpid-DSC_0039-2013-12-20-03-30.jpg

ここはまさにインド料理屋。ただし凄い油なのはミャンマー風。

wpid-DSC_0069-2013-12-20-03-30.jpg

屋台にはこうして各種カレーが並べられている。指さし注文!

wpid-IMG_2692-2013-12-20-03-30.jpg

ミャンマーで定番のミャンマービール。

では、イギリス植民地化の前はどういう食事だったのか?

誰か知っていたら教えて欲しいな。

ブログランキング・にほんブログ村へ