【190日目】瞑想特集2:Vipassanaで何が良くなるか?(深層心理を浄化せよ)

で、そもそもVipassanaって何よ? 具体的には何するの?

前日の記事で、Vipassanaは心を奥底を浄化する瞑想法だ、と書いたが、それがつまりどういうことか、書いてみたいと思う。

書いてみたいのだが、これが凄く難しい。なにしろ10日かけて教わることを1記事にするのだから、無理がある。もし僕の説明を読んで「分かりづらい」「意味不明」と思っても、それはVipassanaが悪いのではなくて、僕の書き方が悪い&足りないのだと思う。ご勘弁を。

表層心理と深層心理

いわゆる考え事をするのが表層心理である。今このブログを読んで解釈し、理解しようとしているのも表層心理だ。

一方で、深層心理はもっと抽象的な感情をもっている。例えば10年前に自分に対して悪口を言った人に対して ”嫌悪” の感情が湧いたとする。その人と10年ぶりに再会すると、「ああ嫌な奴だ」と思う。これは深層心理に「あいつ=嫌悪」という抽象的な感情があり、それが表面に浮かび上がるからだ。

よくある例えを使おう。

表層心理 = 海面
深層心理 = 海底

10年前にある人が投げた悪口という岩は海面に落ちて大きな波を作った。波は10年の間に消えるが、心の底には岩が残っているというわけだ。

海面を穏やかにするのは実は難しくない。例えば、上司に理不尽に叱られてムシャクシャしているとしよう。つまり心の海面は大荒れだ。なんとかスッキリしたいと思って仲間と酒を飲んで愚痴を吐いたり、週末に趣味に興じるだろう。それで一応は落ち着く。海面の波は穏やかになる。

しかし深層心理はどうか? まだ岩が残っている。こうして、人の心の海底には岩が積もり続ける。

海底に岩が積もると、時に変な海流を生む。それが不意に海面を揺らすこともある。つまり、不意にイライラしたりする。また、何かのきっかけでその岩が表面に浮かび上がることもある。するとまた波立ち、イライラする。イライラすると、また新しい岩を作ってしまい、海底の岩が増える。

つまり本当に心を平穏に保つためには海面を穏やかにするだけではダメで、深層心理にある岩を取り除かなくてはいけないということだ。

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Vipassanaと深層心理

具体的な手法をここで説明することはしない。興味がある人は何も知らないまま言った方がいいと思うからだ。といっても特別なことはあまりない。ひたすら自分を見つめ続けるだけだ。

瞑想を続けていると深層心理にある岩が浮かび上がってくる。これはすぐに感じることができる。それに対してイライラしてしまうと、先ほど書いたように新しい岩を生んでしまうので、その浮かんできた岩に対して、ひたすら平常心を保ち続ける。それが修行だ。やってみると分かるが、なかなか疲れる。つまりこれがVipassana瞑想法だ。ひたすら浮かんでくる感情を平常心で観察する。

感情を観察する。

怒りを観察する。

普通なら怒りが湧いてきたら、カッとなって反応する。例えば声を荒げたり、殴ったりする。そうではなくて、観察する。「あぁ、自分は今怒っているなァ」と客観的に観察する。そういう癖を付ける修行だとも言える。

普段の生活でイライラしがちだったり、情緒不安定だったり、喜怒哀楽が激しいという人は軽い気持ちで受けてみたら良いと思う。結構楽しいよ。

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