【194日目】瞑想特集6:打ち上げとVipassanaの仲間たち

10日間に及ぶ修行を終えると、沈黙のルールが破られ、堰を切ったように言葉が溢れ出す。話しても話しても話したりず、打ち上げに繰り出していくのだった。

12月27日になり、早朝の瞑想(4:30~6:30)を終え、朝食を食べ、僕らは文字通り “解放” される。沈黙ルールも、仏教の五戒も、瞑想の日々からも解放される。それぞれが堪えきれず、近くにいる人を捕まえ、あるいは一緒に来ていた友達や恋人・夫婦の元へと駆け寄り、自分が思ったことを語り、相手が思ったことを聞き取ろうとする。話すことにも聞くことにも貪欲で「やっぱり人は寂しがり屋なんだな」と、ちょっと思った。

この最終日になって、ようやく他の修行者と話をするので、ここでようやくみんなが “なぜ瞑想を受けたのか” が分かるようになってくる。不思議とみんなの質問もそれに近いことが多い。

「どうして瞑想を?」「どうしてVipassanaを?」「何回目?」

こういう質問に対する回答のいくつかを紹介してみよう。

Q. どうして瞑想を? どうしてVipassanaを?

「学校で宗教学を学んでいたから」
「映画でVipassanaについて見たから」
「仏教徒として、ずっとやりたかった」
「怒りっぽいのを直したい」
「友達に勧められて」

ちなみに僕はと言えば「せっかくインドに来たから。じっくり物事を考える癖を付けたかった」くらいに答えていた。

Q. 瞑想は何回目?

「初めて=1回目」
「2~3回目」

これくらいは想像できた……。

「15回目」
「17回目」

なんて強者もいる。しかも20日コース、30日コースはもちろん、45日コースの受講経験者もいる。つまり1.5ヶ月もの間、毎日12時間瞑想し、誰とも話をしないのだ。言葉を忘れそうだ……。

Q. 国籍は?

インド人が半数程度。
あとはドイツ人、カナダ人、日本人(僕ら含め4人いた)、ロシア人、ベトナム人(3人の尼僧が来ていた)、中国人、アメリカ人などなど。

ちなみにVipassanaの瞑想センターは世界中にある。日本にも東京と大阪にあるらしい。しかし、みんなここにやってくるのはここが仏教の聖地であり、ゴウタマ仏陀が悟りを開いた場所だから。

さて、そんな情報交換を終えても、話は終わらない。「いつから、いつまで、どこを旅しているのか?」「仕事は?」「どこがオススメ?」「メアド交換しよう!」などと話は弾む弾む。すると、要領の良い誰かが言った。

「今日の17時にBe Happy Cafeに集合!」

まだ10時にもならない時間だから、それぞれがホテルへと帰り、ネットでBe Happy Cafeの場所を検索し、17時に集合しようというわけだ。VipassanaでHappyになろう、というわけだ。

僕らも17時にそこへ行き、改めてみんなと情報交換をした。「アメリカで働きたい」と話すと、アメリカに住む男性が「俺の友達が社員を欲しがっているから、紹介してあげる。アメリカに着く頃に連絡ちょうだい」と言ってくれた。それがすぐに仕事になると思っているわけではないが、なにか大きなきっかけにもなろう。

このみんなの写真を見てほしい。

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終わって、感極まって恋人(夫?)の元へと駆けよる女性

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この人、今回で瞑想センター15回目。しかも45日コース経験済み。彼曰く、「コースに参加することよりも、毎日ちゃんと瞑想することが大切」

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ベトナムから来た尼僧。かわいらしい。

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女性側の食堂の様子。男性側は椅子がなく、地べたに座ってた。

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10日の沈黙や瞑想から解放され、安堵の顔付きを。誰もが「Vipassanaは最高に良かった」と言っていた。僕らも同じ感想だ。

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