【199日目】わらしべ長者的な奇跡 味噌と引き替えにインドで和食のフルコース

ひょんなことから知り合った和食の料理人Hさんに味噌をあげるイベント! のつもりがイベント返しになった。

知り合った経緯はこちら▶ 味噌の奇跡 出会いが出会いを呼び、インドの和食料理人に出会う


味噌のプレゼント

2013年12月28日

昨日の約束通り、僕らは味噌を持ってHさんが働くHotel Regencyへとやってきた。

和食の料理人であるHさんはもともと日本で板前さんをやっていて、そのとき知り合ったHotel Regencyのオーナーに誘われて、ホテルのシェフとしてインドへやってくることとなった。

インドの濃い料理に疲れた旅行客にとって、さっぱりとヘルシーな和食というのは受けが良いということもあり、ホテルのオーナーから見ても「和食の料理人がほしい」という気持ちがあったのだろう。聞けば、日本人からのオーダーではなく、タイ人などの団体客からのオーダーが多いらしい。たしかにタイにも和食を出す店が多いから、馴染みがあるのかもしれない。

僕らの旅の一面である「味噌汁を振る舞う旅」をサポートしてくれている新潟のたちばな本舗の味噌をプレゼント! 大事に使ってください。

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と、本日のイベントはここで終わるはずだった。それだけでも僕らとしては楽しいイベントだった。

「良かったらお礼に僕の料理を食べていってください」

!!!???

「いいんですか~? でも悪いですよ」と日本人ならではの “1度は遠慮して断る” そぶりを見せつつも、すぐに「ぜひ!」と誘いに乗ることに。

インドで和食を作るのは簡単ではないらしい。日本で手に入る食材がインドでは手に入らない。味噌もそうだが、そもそも魚なども同じ種類の魚が揃うわけではない。しかしHさんは言う。

「無理して日本で使う食材を使うよりも、現地で自然に手に入る鮮度のいい、うまい食材で作った方がうまいんですよ」

そして彼の言う “現地で手に入る鮮度の良い食材” というのがナマズだ。日本ではあまり一般的ではないナマズ料理だが、インドではカレーの食材として人気があるらしい。

「夕方来てください。料理を用意して待ってます」
「はい!」

ああ、旅に出たのが2013年6月9日。その直前に「しばらく和食なんて食べられないだろうから」と、両親にウナギなどを食べさせてもらったが、それ以来の日本食だ。旅先でもうまいものはたくさん食べた。モンゴルで羊を食べ尽くした。中国本場の中華料理は最高にうまかった。ベトナム料理もいい。マレーシアでは異国の家庭料理に舌鼓を打った。甘辛のタイ料理も良かった。ミャンマー、インドとカレーにも楽しませてもらった。

しかし日本食が好きなのだ!!

というわけで、時間通りに現れてソワソワとホテル1階のレストランに通される。いつも屋台とか、子汚い食堂のような店で食事をしている僕らは、慣れない高級感に浮き足立つ。

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光沢のあるテーブルに、清潔な雰囲気。

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なすと唐辛子。

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大根に白味噌をかけている。久々の「出汁」の味にうっとり

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ナマズの蒲焼きのようなもの。ウナギよりも身が多く、食べ応えあり。

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僕らのあげた味噌で煮魚を作ってくれた! 実は和食の中でも煮魚が好物なので、これが最高に嬉しかった!

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鯉の煮魚!!!

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「厨房を見てみる?」と誘われて、厨房へ。インド人に囲まれて、一人和食を作るHさん!

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僕らのあげた味噌で味噌汁を作ってくれています。この日は「おいしい味噌だから、あえて出汁は取らず野菜と味噌の味だけで作ります」とのこと。最高にうまかった!!

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味噌汁を作る横でカレーを作っていたりする面白い厨房

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Hさんのすぐ横のタンドールでチャパティを焼いていた。たまにこのタンドールを借りてナマズの表面を炙ることもあるとか。

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なんと最後はお寿司!!!!

実は和食の中でも好物と言えば煮魚と寿司だから、偶然とはいえ、その両方が出てきて大満足。

味噌汁を持って旅をしていたことと、現地での出会いという二つの幸運で、こんな体験をさせてもらうことができた。出会いほど旅で楽しいことはない、と改めて痛感。

このあとホテルのオーナー(日本語が上手)も出てきて、ビールを頂いた。ああ、夢のような1日だ。

ちなみに!

その後、遠く異国の地、キューバでも働く日本人に出会いました。

こちら! ▶キューバで働く日本人を発見 なぜだか日本人を思い出すクレープ生地

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