【234日目】荷物よさらば、不要品を日本に送ろう
気をつけていてもじわじわと増えてくるお土産品。それと持ってきた物の出番のすくない荷物たちを日本へと送り返すことにした。
2014年2月1日
デリーに来た最大の理由は日本へ荷物を送ること。ここまでの旅で使わなかった荷物や、少しずつ買っていたお土産品などをまとめて日本に送りたかった。なにしろ荷物になるわけで、本当はすぐにでも送りたいのだけど、ちょこちょこ送れば費用が嵩むんだ。
それなら長居していたブッダガヤから送っても良かったのだけど、なにしろ現地の人が「ちゃんと届くか分からないよ」と教えてくれたもんだから、デリーから送ることに決めたわけだ。
そういうわけで、日本に送る荷物を抱えて郵便局を捜し回った。
やってきたのは昨日の映画館の近く。
「日本に荷物を送りたいんだけど、箱とかある?」と僕ら。
「外の人に聞いて」
外の人? というわけで外に出てみると怪しいお兄さんが「箱あるよ」と売ってくれる。それも売るだけじゃなくて、日本へ郵送するための書類の書き方や、荷物の梱包まで手伝ってくれる。手伝うどころか、徹底的にやってくれる。
こんな感じで、せっせと梱包をしてくれたお兄さん。
僕らは段ボールに荷物を詰めて、ガムテープで多めに巻いて送るつもりだったんだけど、そんなんじゃダメだ、とばかりにきっちり梱包する。どれくらいきっちりしているかと言えば、なんと箱を布で包んで、縫うのだ。そしてその布に宛先などを書き、ちょっとでも輸送ロスを防ごうとしてくれる。
荷物のできあがり図。器用なもんで、これで中途半端に開けられたりするリスクを軽減できる。……と思う。
きっとこの人はこういう輸送のお手伝いで稼いでいるんだな。
とにかく任せっきりで梱包を済ませ、改めて郵便局へ。書類も完璧なので、手続きはスムーズ。正直料金は凄い高い。7000円くらい。でも、余計な荷物を延々運ぶのに比べれば……。
二人で段ボールひとつ分(それも徹底的に詰め込んだので、かなりの量)を日本へと郵送。届くといいな。