【240日目】カレーは手で混ぜて完成する

おそらくみなさんがご存じの通り、インドではカレーを手で食べる。外国人にはスプーンを出してくれるのだけど、やっぱり “郷に入っては郷に従え” でしょう? 食べ方とその感想に触れてみよう。

2014年2月7日

インドにいると毎食カレーを食べる。

インド人が「カレー」という呼び方をしないメニューもあるが、日本人の僕らからすりゃ、そりゃもうカレーの一派なわけだ。朝食はプーリーと呼ばれる揚げパンとカレー。昼夜はご飯とカレー。米の代わりにチャパティやナンを食べることもあるが、おかずはやっぱりカレーなわけで、とにかく毎食カレー。

少し違うメニューとしてはチャーハン的メニューもあるのだけど、それもカレーをかけて食べる。

で、カレーは手で食べるのだ。

まずご飯にカレーを全部かける。右手の指先を使ってこねくり回し、ご飯全体に均一にカレーを混ぜる。カレーが足りなければ店員に言えば足してくれる。

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こうやって、いろいろ混ぜて食べる。辛いカレーにはヨーグルトを混ぜると食べやすい。

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カレーが足りないときはこういうカレーを足せばいい。

ひと口分をつまみ上げ、親指以外の指に乗せる。そうすると自然と手のひらが上を向くはず。そのまま指を口に運び、親指で押し出すように口に入れる。

で、噛んでいる間はまたご飯をこねくり回し、次のひと口分を作る。だから、インド人が食べているところを見ると、延々と手でご飯をこねくり回している。日本人的には ”はしたない” 食べ方に見えるが、こっちじゃ普通だ。

通常タリーにはパパルというパリパリのチップス状の食べ物がついてくる。これは食べる分だけ軽く砕き、ひと口分のご飯に混ぜて食べる。こうすると、どろどろしたカレーご飯に、パリパリとした食感が足されて、飽きない。

カレーが数種類出るときや、野菜や漬け物のようなおかずが並んでいるときは、そいつらも好みに合わせて混ぜていく。人によっては最初に全部混ぜてしまうが、個人的にはそれはつまらないと思う。時々野菜を混ぜたり、酸っぱい漬け物を混ぜたりして、味に変化をつけながら食べたいところだ。

要するに、目の前にある物を好みに合わせて混ぜ合わせていくのだ。日本のように「おかずを食べ、ごはんを食べ」ではない。だから、この「好みに合わせて混ぜて」初めて料理が完成すると言える。それがインド料理の楽しさなのかもしれない。

(正直、全部をごちゃ混ぜにしてしまうのは好きじゃない。ひと口ごとに楽しみたいから、僕は少しずつ混ぜて食べている)

チキンカレーなどは手で食べるのが凄く楽しい。骨付きのチキンを手で崩しながら、あるいは骨ごとしゃぶりつくことができる。手が汚れることなど気にしなくていい。

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チキンカレーおいしかったなァ

心配しなくても、どこの店にも必ず手を洗う洗面台がある。石けんもあるから、食後はそこで手を洗えばいい。

慣れると手で食べるのが楽しくなる。最近は気分次第で手で食べたり、スプーンで食べたりしている。インドに来た際には、ぜひ手で食べるカレーを味わってみよう。慣れると「手で食べた方がおいしい」となるかもしれない。

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