【284日目】アンナプルナトレッキング3日目〜チベット食は最高の山メシだ

ヒマラヤトレッキングの記事は写真多めでお送りしております。ヒマラヤの風景を楽しむつもりでご覧ください。

2014年3月19日


チベット食は最高の山メシ

朝ごはんの定番はオートミールとチベット風の揚げパンです。このエリアはチベット人も多くて、それに伴ってチベット系の料理もおいしくなります。

山の民族であるチベット人が食べるものはエネルギー豊富なものが多くて、“山メシ” として凄く都合がいいんです。どれもこれも腹にたまることたまること。普段からこれ食べてたら太るわ。例を挙げると

  • チベット揚げパン:でっかい揚げパンで、砂糖も入っているのか甘いんです。
  • チベット・オートミール:麦焦がし粉を使ったオートミールで腹持ち抜群
  • バター茶:その名の通りバターで作るお茶です。セブン・イヤーズ・イン・チベットの最後の場面で出てきましたね。主人公がチベットを去るときに「旅人が去って行くときはバター茶を振る舞って、残ったバター茶を帰ってくるまで取っておくんだ」と言っていたアレです。

食べ物の話は Mia のブログに紹介されています→ ネパールとヒマラヤの食事

この揚げパンが、チベット揚げパン。必ず真ん中あたりに切り込みがある。(ちなみにこの写真にあるのはバター茶ではなくミルクティー)

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で、こちらがバター茶。パッと見るとミルクティーのようですが、よく見ると表面の油膜に気付くと思います。飲むとお茶で作ったスープのような味です。とにかくこれもエネルギーたっぷり。

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とにかくそうやって腹をいっぱいにして出発です。

トレッキング中の食事については Mia の記事を見てください→ ネパールとヒマラヤの食事

あの山の名前は? 地元民「山?」

トレッキング中、カメラマン担当だったので、自分の写真はあんまりないんです。だから見つけるとこれ見よがしに使ってしまう……。

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向こうに見える雪で白くなった山が見えますか?

「あの山の名前を教えて?」と地元の人に尋ねたら「あれは山じゃなくて、丘だよ」と答えられてしまいました。地図で見てみると3000~4000mくらいの山々のはず。いや、彼らの言葉を借りれば丘々、か。こんな山奥にもきっちり電線が通っているあたり、本当に驚きです。

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歩いて2時間もすれば村に着きます。昔は畑と家畜しかいないような小さな村だったんでしょうが、トレッカーが増えて観光客相手のホテル・レストランばかり並ぶようになりました。そのおかげで本当にトレッキングがしやすくなりましたね。

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そうは言っても村人の大きな仕事のひとつは動物の世話。山羊はとにかくどこにでもいます。山羊追いの人と一緒になることもたびたび。ほら、後ろを見ても

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前を見ても山羊だらけ。人になれているのか、僕らのことを何とも思わず周りを歩いています。

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橋があると写真を撮る癖がついたようです。

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どんなに山奥に行っても、どんなに「ここに人が住んでいるわけはない」と思っても、必ず村があり、人が住んでいるのがヒマラヤの凄いところ。どうやっても2時間は歩かないと辿り着かない場所にも人は住んでいますし、そこでコーラやビールが売っています。ここまで持ってきた労力を思うと頭が下がりますが、家の裏を見ると空きペットボトルや空きビール瓶の山だったりします。トレッカーが残していったものです。トレッキング中はゴミの出るペットボトルや瓶の飲み物は極力避けるべきですね。

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休憩がてら呑気に瞑想中。ただ目を閉じて、ジーッとしていれば鳥の声や川の音に癒やされるもんです。

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この日は延々と上り坂。どこまで登ってもごつごつした岩場が途切れず、さすがに足がくたびれてきましたね。

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家畜はいくらでも見るのですが、自然の動物はあまり見ません。きっとトレッカーが多いから寄ってこないのでしょう。そんな中で見つけた大きなトカゲ。手のひらよりは大きいです。

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まだ標高2000~3000mの間をさまよってますが、山の深さにいちいち感動します。写真に撮りたくなる光景が延々続き、そのたびに撮影していると先に進めないほど。

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さて、タールという村に到着し、今日のトレッキングは終了です。

この辺の家やホテルは共通して、薪を使って調理をするところが多いです。

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こうやって部屋の真ん中に囲炉裏のような場所があり、煙はうまく煙突を抜けるようになっています。で、近所の人や調理をしている人が囲炉裏を囲み、湯を沸かし、茶を作り、夕飯を作ります。夜になると冷える場所です。

料理をすることがそのまま暖房になり、暖かく食べることができるわけです。

普通トレッカーはこのキッチンには来ませんが、ぼくらはたまたま “キッチンは暖かい” ということに気が付き、毎回食事のたびにキッチンに行き「ここで食べていい?」と声をかけるようになりました。みんな「いいよいいよ」と迎えてくれて、家族やご近所さんと食事を共にすることも多かったです。

またひと味違うトレッキングの楽しみですよ。

行動時間:6:45~14:00

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