マシュハドに来たら絶対行きたいエマーム・レザー廟

2014年6月6日

ぼくらがインドから、ここマシュハドに飛んできた理由はただひとつ。それは飛行機が安かったから……。

いつもそんな理由で行き先を決めて、行った先で楽しみを見つけるというのが、旅のスタイルとして定着しています。普通なら観光地や目的地を持って旅をするのでしょうが、行けば絶対面白いことが見つかる、という気持ちがこの無計画さを後押ししています。

そういえば、ミャンマーからインドへと行ったときも航空運賃だけでインドのブッダガヤに行きましたが、結局そこで瞑想修行を受けたり、友だちを作ったりと、いちばん長居した場所になりました。


マシュハドってどんなとこ?

第一印象は「静かで、きれいで、礼儀正しい」でした。インドから来たから余計にそう思うのでしょうね。後で思えば、これはマシュハドの印象と言うよりは、イラン全体の印象といった方が良さそうです。どこ行っても静かで、きれいで、礼儀正しいですもの。

これもイラン全体に共通して言えることですが、英語があまり通じません。通じないけど、理解してくれようと、すごくがんばってくれるので、時間は掛かれどコミュニケーションはとれます。

イラン第2の都市(首都はテヘラン)というくらいで、大きな街です。車と人の少ない東京とでもいいましょうか。オシャレなショップが建ち並ぶ、という感じではありませんが、東京で言えばちょっとした下町とか、問屋街をあるいているようなイメージです。

マシュハドの観光と言えば、エマーム・レザー廟

イスラム教シーア派の第8代イマーム(指導者)であるエマーム・レザーのお墓です。モスクなどが併設されており、巡礼の重要な場所となっています。

行った人から話を聞くと、どうも評判がいい。ちょっと見に行ってみようという軽い気持ちで行ってみました。

ドレスコード

イスラム国家の中でも、ここはイスラム教巡礼の土地として重要な場所です。ドレスコードについても、街を歩くときよりも厳しくなります。

宿で聞いてみると……

【男】

  • 靴・靴下を着用(サンダルはダメ)
  • 長袖

※ただし、どちらも必須ではなく、”望ましい” という程度。

【女】

  • チャドルを着用

※これは必須だと思います。街を歩くときはチャドルでなく、ヒジャブというスカーフを頭に巻けばOKですが、ここでは全身を隠す格好が求められます。

ちなみにエマーム・レザー廟に入るときにチェックがあり、ドレスコードが引っかかると中には入れません。

これがエマーム・レザー廟に入るときのMiaの格好。チャドルは宿で借りました。標準的なやつは真っ黒なのですが、これは柄入り。

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入れない……?

男女は入り口も異なるため、Miaと離れてひとり男性用の入り口に向かいます。

セキュリティチェックを通ろう、と思ったら入ってはいけない、と追い返されてしまいました。彼らは英語が話せないし、こちらはペルシャ語が話せず、なんで追い返されたかも分からない。「なんで? なんで?」とジェスチャーで伝えるが「とにかくダメなんだよ」と警備員の元へと連れて行かれます。が、全然険悪な雰囲気ではなくて、「お願い、分かって」という優しい口調です。

警備員も英語を話せず、こちらが日本人だと伝えると「写真撮っていい?」と警備員とツーショット写真を撮る羽目に……。いいから通してくれよ……。

ひとり待っていると、年配の男性が現れます。少しは英語が話せる! 救世主。聞いてみたところ、今日は礼拝日だから、外国人(というか、イスラム教徒以外)は入れないとのこと。

「でも、良かったら案内するよ」

と彼の案内で中に入ることに。最後の最後で分かったことですが、彼はボランティアの観光ガイドのようでした。

右の人が観光ガイド。

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イスラム教建築の美しさ!

ここからは写真でお伝えします。

入って早々、この風景。空の青と建物全体の青が涼しげですね。

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近くで見ると、こんな感じ。このタマネギ型の構造はモスク含め、イランでは頻繁に見かけます。考えれば考えるほど隙のないデザインだと思うんですがいかがでしょうか? もしわたしがデザイナーだったとして、このタマネギ型をアレンジしていいと言われても、変えようがない気がします。

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別の門。こういうのが敷地全体に点在しています。

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ちょっとした廊下もこう。構造美、とでもいうのでしょうか。しつこいですが、本当に隙がないデザインだと思います。

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写真がぶれてしまいましたが、これは地下の礼拝スペースです。みんな座って休んでいるわけではなく(休んでいる人もいますが……)、お祈りをするところ。こんなところに入れるなんてありがたい限りです。

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ペルシャ絨毯博物館

イランと言えばペルシャ絨毯。というわけで、絨毯博物館が同じ敷地内にありますので、そちらも見てきました。ここに上げた写真のものは、古いもので500年以上前のものです。好きな人にはたまらない。

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マシュハドにお越しの際は是非

イランのモスクはこのあとであれこれ見ましたが、ここは印象深い場所でした。観光などに疲れていたぼくらでも、見ていて「わぁ」「おぉ」と感嘆のため息が漏れるばかり。

日本にいると触れる機会の少ないイスラムの文化や芸術。イランに来たらぜひ堪能してください。

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