間違いやすいイランの通貨の話 他の国とはひと味違います

初めて行くと大混乱するのがイランのお金。とはいえ理解しちゃえばイラン人とのコミュニケーションもスムーズになるし、ちょっと玄人気分になれるのでこれから行かれる方はちゃんと理解してから行きましょう。


イランの公式通貨=リアル

まずは基本からイランの公式通貨はリアルといいます。

100円がだいたい25,000リアル、ってことで、凄い桁数になります。

500円の買い物をすると、125,000リアル。突然「180,000リアルだよ」っていわれても安いのか高いのか分からない。そういう意味で、まず混乱します。これはたしかインドネシアでも似たような気分を味わいました。

両替は気をつけて

そして前のブログでもお話しましたが、イランでは海外の銀行からの現金の引き出しができません。基本は外国通貨を持って行って、現地で両替するということになります。

例えば、ふたりで旅していて、1日$40くらいつかうつもりでいるとしましょう。そうすると、10日の滞在で$400、予備を入れて$500くらいは持ってくるだろうと思います。

これを両替所で両替するわけですが、すごい札束になります! だから両替は一気にやらず、こまめにやるのが原則。持ってきたのが米ドルなら両替所はどこにでもあります。

ただし、持ってきたのが日本円だと(ぼくらがそうでした)、どこでもってわけにもいきません。いくつか両替所に行けば日本円に対応している両替所を見つけることができると思いますが、田舎の方に行くとどうなるか分からない。それが心配で、ぼくらは一気に両替したわけです。

で手にしたのがこれ。

まぁ、笑うしかないです。4万円くらいを両替したらこのありさまです。電卓にあるとおり、14,210,000リアル。何桁あるんだよ、と突っ込まずにはいられません。

両替をお願いしたら、カウンターで凄い札束を数え始めたので、「まさかアレじゃないよな」と笑っていたら、それを差し出されて、大金持ちになった気分。笑っていたら、両替所の人が「もう少し大きいお札もあるよ」と行ってくれて、交換してくれました。

ただしあんまり金額の大きいお札は、お店におつりがなく使いづらいのです。だから、半分は大きいお札にしてもらい、もう半分はこういう札束のままにしました。このあと、帰るときの緊張感といったらもう。

イランの通貨はリアルじゃないの?

さて、ここまで “リアル” という通貨のお話をしていましたが、これはあくまで公式通貨。実はイラン国内の90%はまだ古い通貨を使っています。それはトマンという通貨。

混乱するかもしれませんが、使うのは先ほどからお話しているリアルですが、レストランでも何でも金額はトマンで表示されています。

1トマン=10リアル

つまり、1,000トマンは10,000リアル。

良くある間違えは「これは2,000トマンだよ」といわれて、2,000リアルを出すと、笑いながら「全然足りてないよ」となるわけです。0の数が違うだけなので、難しいわけじゃないのですが、とにかく勘違いの元。で、みんな通貨をいわないことが多い。また、料金表示もトマンとは書いていない(書いてあったとしてもペルシャ語が読めないので分からない)。

「なにこれ10,000だって、安いじゃん」と喜んでいたら、トマンだった、なんてことはしょっちゅう起こります。

だから、お店では必ず通貨の確認をします。

お店の人が「10,000ね」と言ったら「トマン?」と訊ねればOK。まぁ、間違いなくトマンなので、そのうち確認もせずに100,000リアルをサッと出せるようになります。

分かれば玄人気分

最初は混乱しますが、慣れれば玄人気分を味わえます。実際、ゼロの数が減るので、見やすいんですよ。

海外でのお金の間違いは避けたいもの。

みなさんは何かお金にまつわる間違いをしたことがありますか?

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