ペルシャ生まれの水タバコ、シーシャーカフェはイラン人男性の社交場だった

イラン北西の町、タブリーズまでやってきた。住民のほとんどがアゼルバイジャン人で、使う言語が違ったりして、イランの中でもまたちょっと独特なエリアです。そこで、水たばこ=シーシャーってやつを体験してきました。


水タバコってご存じ?

日本でもアジアン雑貨屋さんにシーシャーが売っていたり、トルコ料理屋さんやインド料理屋さんなど “アジアン” を売りにしているお店にはインテリア的に置いてあることもありますね。

吸ったことがある人も意外と多いでしょうし、なくても見たことくらいはあるのではないでしょうか?

吸い口はこんな感じ。結構デザインがきれいなので、インテリア的には置きたくなる気持ちは分かります。

仕組みとしてはこの器具の上の方にフレーバー付き(フルーツやコーヒー味など)のタバコの葉を乗せて、炭で熱します。そうするとタバコの葉から煙が出て、それをパイプから吸うと下に溜まっている水の中を通って、口に届くという仕組みです。

一応ニコチンなんかが水に溶けるという仕組みになっているわけです。

ちなみに

普通のタバコ以上に体に悪いので、ファッションで始めるのはオススメしません。

Wikipediaによるとシーシャーは1回で80分前後吸えるのですが、これで普通の紙巻きタバコ100本分に相当するとか。しかも葉巻と違って、煙を肺に入れるのでますます体に悪いハズ。

体験するくらいなら問題ないと思いますがね。

シーシャーカフェ

イランでは町の中にこのシーシャーを吸えるお店があります。

平日の昼間から男たちが集まって、シーシャーを吸いながら話し込んでいるのを見ると、どうやら男たちの社交の場のようですね。

ちなみに写真左奥のぽっちゃり青年はひっきりなしに凄い量の煙を口から吐き出していて、ぼくらは「汽車だ」と笑っていました。

ぼくらは日本で吸ったことがあったものの、上手な吸い方ができないので、お店のお兄さんが吸い方を指南してくれました。ものすごいナルシストで、写真に写りたがり、決め顔をしてくれるマッチョです。

水タバコの炭より暑苦しい……。

たくさん煙を吐くのが上手な吸い方なのか、とにかく「見てみて、こんなに煙が出るよ」といちいち見せてくれます。いかんせん言葉が通じないので、想像ですが……。

今、写真を見るとオシャレなリコーダーを持っているみたいですね。

みんな本当に人なつっこくて、すぐに話しかけてきます。言葉は通じませんが、くじけず身振り手振りでコミュニケーション。下の写真の左のお兄さんは記者らしい、ということだけはわかりました。本当に社交場なんでしょうね。

店に入ると、こうやってお茶が出てきます。凄く甘いお菓子も出してくれるのですが、これがまたシーシャーと合うんですね。葉巻でも甘いものと吸ったりするので、その辺の感覚は近いのでしょう。

お店の主人はおとなしい人で、ぼくらがカメラを構えると「ほらコッチも撮って」といろんなフレーバーのタバコを見せてくれました。こんな風に保存しているんですね。勉強になります。

ちなみにシーシャーは

個人的には好きですよ。フレーバー付きなので日本で「タバコ嫌い」って人でも、また違った印象を持つのではないでしょうか? 

このシーシャー屋さんには2度行ったのですが、1日目はなんだか甘いやつ。2日目はコーヒー味。どちらも違った趣で、スッと体の力を抜いてくれる感じです。これ吸ってから仕事する気にはなれないけど、1日の終わりにちょっとすうっていうのなら、ありかもしれません。

イランに行ったら入ってみよう

シーシャーとオシャレに呼んでますが、まぁタバコです。好き嫌いはあると思いますが、ただ観光地に行くのでは分からないイラン人の素顔を見ることができますよ。

ぼくらはふたりで入ってひとつのシーシャーをシェアしました。ひとりでひとつのシーシャーを吸う人もいます。苦手なら数人で行ってシェアするのもありでしょう。極端な話、お茶だけ飲んでも(たぶん)オッケー。

こういう現地の人が集まる場所ってのが、一番おもしろいんですよ。

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