獅子の乳と呼ばれる酒がトルコにあった

ラキ(Raki)というお酒をご存じですか? 獅子の乳と呼ばれるトルコの蒸留酒なんです。


免税地区

アララットホテルの主人曰く、ぼくらが滞在しているドゥバヤジットという町は免税らしいのです(少なくともお酒に関しては免税が減税がされているようです)。

「ラキを飲んだことあるか? ないならドゥバヤジットで買うのが安いから、買った方が良いよ」

とアララットホテルの主人にそそのかされて、ホテル近くの酒店へ。値段を聞くと思っていたよりもずっと高い。40ドルくらい。後日、トルコ西部で金額を見たら50ドルくらいだったので、たしかにドゥバヤジットは安かったですね。

ぼくらの1日の生活費の予算目安は40ドル。酒代40ドルは凄く高い。いつもはビール1本買うのも少し考えて、思い切って買うというのに……。しかし最近飲まなくなったとはいえ、もともとは酒好きです。これくらい試してみようと、買うことにしました。

ラキとは

改めて、ラキとは何でしょうか?

ブドウから作る蒸留酒で、アルコール度数45〜50%。非常に強い香りがあることから、最初は敬遠する人が多いらしいです。ホテルの主人に聞くと「観光客は最初こそ嫌がるが、慣れるとこればかり飲むようになるよ」とのこと。それを聞いて、ぼくは心の中で「日本で言えば納豆か……」と思いましたが、日本では腐った豆を食べるんだ、ということを説明するのが面倒なので黙っておくことに。

獅子の乳とまで呼ばれる理由はその色にあります。ぼくらも聞いてはいたのですが、やっぱり自分の目で見てみたい。宿の人が夕飯を作ってくれたので、ラキを飲みながら頂くことに。

夜会

このホテルに泊まっていて(寝床は外のテラスです、というかこの夜会の椅子がぼくらのベッドです)、毎晩夕食をご馳走してもらっているので、お礼としてぼくらのお酒を振る舞いました。

料理は羊の肉とパン。トルコのパンは世界一と呼ばれるほどうまい。実際おいしくて日本ではご飯ばかり食べてるぼくも、ここではパンばかり食べています。

男の手料理ですが、これがうまい。インドではほとんど肉を食べない生活だったのに、イラン〜トルコと肉を結構食べています。やっぱり肉はうまい。

さて、ぼくらとしては主役のラキです。

ふむ、すでに少し白濁していますね。聞いたところでは本当はもう少し透明なそうです。実際、このあと別の場所で飲んだときは水みたいに透明でした。なんでだろう……。ともかく水を入れてみると

なるほど、真っ白。この白くなる様子を見て、トルコの人は獅子の乳と呼んだわけですね。分かる気がします。

さて香りは、というと確かに強い香りがあります。香草が苦手な人はラキも苦手かも。幸いぼくらは香草好きですし、食べものに好き嫌いがなく、飲んだそばから「うまいうまい」と飲んでしまいました。

が、やっぱりアルコール度数は高いです。水で割っているとは言え、もともと50%近いわけで、数杯も飲めば酔います(いや、日本にいたときはもっと強かったんですけどねェ)。

トルコに来たら白い飲み物を

トルコはどうも白い飲み物がうまいです。

日中はアイランというヨーグルトドリンク。夜になったらこのラキ。結局1日中、白い飲み物を飲んでいるというわけです。あ、トルココーヒーは白くないか……。

日本でも買えるそうなので、興味がある人は探してみてください。ホームパーティーの前半で、みんなで白くなる様子を見ると盛り上がるかもしれませんよ。

ブログランキング・にほんブログ村へ