クルド人の結婚式になぜか参加することになりました

昨日ブログに投稿した「クルドの首都と呼ばれるディヤルバカル」ですが、日暮れ時に町を散策していたら妙に陽気な音楽が流れている会場を発見しました。中を覗いてみると……

2014年6月24日


音楽が流れてる

城壁で囲まれたディヤルバカルのオールドシティは端から端まで歩いても30分もかからないような小さな町です。

何の気なしに中央を南北に走るメインストリートを歩いていたときでした。もうすぐ城辺の南端あたりに着くという頃になって、どこからか陽気な音楽が流れていることに気が付きました。

なんだろう、とちょっと遠くから見てみるとホテルの中庭のようなスペースにテーブルを並べて、前方にステージがあります。

「もしかして結婚式?」

と、ぼくらはちょっと興奮してその会場のエントランスに近付いてみます。ちょっと結婚式の様子を見てみたいな、と思ったわけです。

中の様子は?

エントランスには警備員というほど固い格好ではないものの、入り口を守る人が数人。

「そりゃ結婚式に辺なのが入ってきたらイヤだろうしね」

と首だけ中を覗くような仕草をしていました。

「結婚式?」

そのエントランスにいる大人に聞いてみると

「そうだよ。良かったら見ていく?」

ってな具合に、凄い勢いで招待され、中に入り、テーブルに座らされてしまいました。

誰でも入れる仕組みなのか、ぼくらが特別に入れてもらえたのか、いまだによく分かりませんが、とにかくちゃんと彩られた丸テーブルに座り、水を出されて、出されるがままに飲んでいました。

中央ステージでは生演奏。その前にはおっさんたちが腕を組んで踊っている。たぶん、クルドの伝統的な踊りです。

ぼくらもその踊りの近くまで行って、写真を撮ったり、動画を撮ったりして満喫していました。

突然やってきた日本人カップルってことでぼくら自身が凄い注目度。まだ新郎新婦が姿を現していないからか、近くのテーブルの人はこっちばかり見ていたりします。

おばちゃんに「わたしを撮って」と言われて撮ってみたり、

小さい子どもに「わたしを撮って」と言われて撮ってみたり、そんなことをして楽しんでいました。

途中から、この子どもたちがぼくらに大興奮して、友だちを呼んできて大人数になったりし始めたので、ぼくらは退散。いや、もっと長くいたかったのですが、そもそも夜の町は治安が良くないからそろそろ帰りたかったんですね。それに新郎新婦がいないし……。

で、新郎新婦は?

会場のおっさんたちに

「もう少ししたらぼくらも踊るから、一緒に踊ろう」

などと熱烈に口説かれる中、「ごめんなさいね」と会場を去ったぼくらです。新郎新婦の姿を見るまでは帰りたくないという気持ちはあったのですが、あんまり遅くなるのも考え物ですからね。

まぁ、なかば諦める気持ちも会ったわけです。

で、会場をあとにし、ふらふらと歩いていたときです。偶然、その会場の建物の裏口に当たる場所の前を通ったときです。道路に結婚式用に飾られた車が停まっているじゃないですか。まさか、と思って建物の方を見ると、新郎新婦がそそくさと外に出てきます。

たぶん、パーティーはパーティーでまだ続いていて、新郎新婦はモスクに行くとか、なにか外でやるべきことがあるのでしょう。そこにこれから向かうようなのです。そしてちょうど車に乗り込む場面でした。

クルドの伝統服などを着ているのを期待していたのですが、割と西洋的なドレスとタキシード。

写真を撮る暇さえありませんでした。

とにかくクルド人の新郎新婦を見ることができたのはラッキーでした。こういうのも出会い。楽しまないと、ね。

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