物価の高さに耐えられず、Workawayをまた始めることにしました
トルコにやってきて物価の高さに胃がキリキリするような思いをしています。そこでぼくらが取る手段はもちろん……。
2014年6月26日
物価の高さ
イランからの物価の高さは驚くべきものです。例えばインド〜ネパール〜イラン〜トルコのぼくらが泊まった平均的な宿代(ふたり分)を比較すると……
- インド 500円
- ネパール 600円
- イラン 2000円
- トルコ 3000円
ってな具合です。もちろん、同じように食費も上がり、交通費も上がり、貯金を切り崩しながら旅しているぼくらとしては、文字通り胃がキリキリする物価なわけです。
他の旅人に聞いても「イランから西の旅は物価が高くて辛いよ」と聞いていたので分かってはいましたが、自分で毎回財布からお金を出してみると、毎回心苦しくなるほどです。
Workaway
そうなると、なんとかして安く滞在する方法はないものか? ということになるわけで、長期滞在型の旅をしているぼくらとしてはWorkawayを久々に使おう、となるわけです。
トルコから始まるヨーロッパの旅は、ほぼWorkaway頼りの旅になると思います。
Workawayをしらない人向けに簡単に説明すると
> 1日5時間程度のボランティアをする代わりに、泊めてもらい、食事も提供してもらえる仕組み
です。日本語の公式サイトがないので、わたしが非公式に作った解説サイトで詳しくはどうぞ。
さっそく1つ目のWorkaway
東トルコでWorkawayを探したのですが、見つからず、西にたくさんあるようなので、もう諦めて西に移動することに決めました。
このホストはアンタリヤ地方、地中海沿いの田舎町に住んでおり、家でオリーブ・オレンジ・ザクロ・イチジク、その野菜をいろいろ育てているとのこと。コンタクトを取り、日取りを決めてやってきました。
ここに1ヶ月を滞在することになります。
ホストの生活環境
このホストは荒れていたこの家を自分で補修し、畑を作り、最終的には開いている部屋を使って宿をやりたいということ。
家に着いてみると宿をやりたくなるのも頷けるようなステキな生活環境でした。
家の中は白を基調にした、清潔感のあるデザイン。
エントランスはステキな敷石で、緑が多いのが分かります。
で、家にプールがあっていつでも泳げるわけです。ちなみにこのプールの掃除もぼくらの仕事のひとつでした。毎朝プールを掃除して、午後の暑い時間帯に泳ぐというのが最高ですね。
敷地は広く、家からちょっと離れた場所はこういっち木が育てられています。ここはオレンジが中心。
ちょっとしたスペースに家庭菜園があり、そこで自分で食べる分の野菜を作っています。家庭菜園といえでも、この写真に見える面積の2〜3倍くらいの土地があり、トマト・トウモロコシ・唐辛子・ハーブなどいろいろ育てていました。ホスト自身、畑に関しては初心者で、探り探りやっているのがわかります。
こちらを向いて座っているのがホストのレヴァント、立っている女性は姉のディレック。兄弟で住んでいます。数日後に他のふたりの姉妹もやってきて兄弟4人+ぼくらふたりが同居している状態になりました。
食事はいつもこうやってプールの横で食べます。こんなに毎日外で食べたのも初めてかもしれません。でも、夜は涼しくて快適なんですよ。
長女のディレックがいつも料理を作ってくれます。トルコ語しか話せないのですが、なんとかして料理の名前や説明をしてくれようとします。もの凄くお喋りなおばちゃんだったので、ぼくらがトルコ語を話せないことなどお構いなしに喋ります。おかげでトルコ語を少し覚えられました。
作ってくれるのはいつもステキなトルコ料理。本当のトルコの家庭料理にありつけたのは最高に嬉しかったです。この1ヶ月のボランティア生活の中でもっとも嬉しかったことはこのディレックの料理かもしれませんね。
ボランティア記
このホストの元には6月26日から7月26日まで滞在していました。
さすがに毎日のことを書くと、同じような記事ばかりになるので、これから数記事をかけてこの期間のボランティアの様子や、ちょっとした観光の様子をご紹介したいと思います。Workawayに興味がある人はこれから数記事を読んでもらえば、Workawayの体験記みたいな形で読んでもらえるかと思います。
お楽しみに