生ゴミを宝に変える コンポストについて考える

環境を意識した生活スタイルを貫くぼくらのホストのコンポストについて。

※ここのホストについて紹介記事

ここのホストは大きなコンポスターを3つも作り、徹底的に堆肥作りに取り組んでいます。それが何なのか? 日本でどう使いたいか、ご紹介します。


コンポストって何?

すごく大雑把に説明すると

コンポスト
堆肥のことで、生ゴミ・雑草などを有機物が分解したものです。
コンポスター
日本語で言うと生ゴミ堆肥化容器と呼ばれるものです。生ゴミ処理機と呼ばれる家電と、庭などに置くプラスチック製の容器などを指します。

ホストのコンポスト

ぼくらのホストのコンポストです。

これはかなり大型で、3層式とでもいうのでしょうか? 3つスペースがあり、1つを有機物が処理してくれている間に、次のコンポストに生ゴミを入れる形になっています。

このホストは生ゴミに対しても明確なルールがあり

  1. 人間が食べられるなら食べる
  2. 犬・鶏が食べられるなら食べさせる
  3. コンポストにする

という順に考えています。このコンポストの効果だけではありませんが、ボランティアを含めて常に5〜8人の大人が生活しているこの家で出るゴミは、月に袋1杯程度。凄いですよね?

何でコンポストが必要か?

考えるまでもないと思いますが、ゴミを減らす効果がありますし、それどころか畑やガーデニングをやっている人はゴミから堆肥を作ることができるわけです。ゴミが減るどころか普通は買わなくてはいけない肥料の代わりになるわけです。

土壌に堆肥を入れることで得られるメリットとしては

  • 土壌の改善 ー 水持ちを良くしたり、良すぎる水持ち(粘土状の土)を押さえたりします。
  • 微生物の供給 ー 堆肥にいる微生物やミミズなどを土壌にいれることで、病原菌から植物を守ります。
  • 緩衝能の増大 ー 堆肥には多様な物質・微生物が混ざっているため、化学変化に強い、安定した土壌を作ることができます。

こういうメリットは凄く簡単にイメージできることだと思いますが、一歩踏み込んで、次のように考えてみると視野が少し広がるし、単純に面白いのではないかと思います。

食物連鎖や生態系というものがあります。植物を草食動物が食べ、草食動物を肉食動物が食べ、死んだ動物や糞尿が土に帰り、それが植物の栄養になる、というやつです。自然というのは常に循環しています。絶対にその循環に終わりはありません(地球が滅ぶとか、そういう時だけでしょう)。自然にあるものは必ず、自分が得たものを自然に返しますが、それは自然のためではなく、巡り巡って自分のためです。

一方、人間による自然破壊というのを考えたとき、この循環を停止させたり、著しく循環のスピードを遅延させてしまう行為を指しているように思います。例えばゴミを適当に地面に埋めてしまったり、木を切りすぎてしまったり、自然には還るのに長期間かかる素材を埋めてしまったり……(原発なんてその最たるものですね)。

コンポストを作るというのは、この循環の輪を作る行為に思えました。

文章にすると少し宗教的な、あるいは過度な環境保護的なメッセージに見えてしまうかもしれませんが、シンプルに自分の食べ残しや、庭の雑草などが、自分の畑に土壌に還り、次の季節においしい野菜を生んでくれると思えば楽しいのではないでしょうか?

コンポストの作り方

これはぼくがここで語るよりも、参考サイトをいくつか貼っておきます。大型のものもあれば、室内でできる小さなものもあります。また、あんまり考えなくても作れる電気製品もありますし、少しコツがいるけど、電気を使わないタイプもあります。

数人の家庭だと電気製品とかでも良いでしょうね。

電気を使わないタイプ

堆肥(コンポスト)の作り方

このサイト、本当に詳しく説明してくれています。始めるのにお金もかからないようなコンポストの作り方も紹介されていますので、ぜひ参考にしてください。

電気を使うタイプ

価格ドットコム 生ゴミ処理機

これは特定のメーカーの紹介は控えて(知らないので)、価格ドットコムの比較ページを載せておきましょう。

価格で言えば3万〜10万くらいで買えるようですね。ちなみにぼくの実家にありました。

これは電気を使わないタイプにも言えることですが、生ゴミなのに臭くありませんし、堆肥になる過程で小さくなっていくので、かさばりません。

(電気を使うということの環境への配慮は必要ですが)今の日本の家庭事情を考えると、この生ゴミ処理機ってすごく便利だと思いますよ。家でちょっとした花を育てたりしている人もぜひ。

循環について

先ほども書いた食物連鎖・生態系の持つ循環というのは、ライフスタイルにおいても大事なキーワードなのではないでしょうか? 環境保護を考えるときによく言われるキーワードとしてリデュース(ごみを発生させない)・リユース(繰り返し使う)・リサイクル(再利用)というのがありますが、このリユース・リサイクルも循環です。

自分が消費の終端にならないようにしたいな、と思うわけです。

いやはや、実のところ、自分が日本で生活していたとき「いかに環境のことを考えていなかったか」を考えて恥ずかしくなるんです。例えばゴミをポイ捨てしないくらいの意識はありますが、ゴミ箱に入れたゴミがどこにいくのか、考えもしなかった……。

食べものを遠くから輸送すれば、輸送コストとしてエネルギーを使い、環境にインパクトがあるのと同じで、ゴミを遠くのゴミ処理場に輸送すれば、また輸送コストがかかるわけです。一方自分のところで野菜を作り、それでコンポストを作れば、輸送コストゼロです。

まぁ、完璧には無理です。だけど、ちょっと意識したいですね。

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