ありがた迷惑なシェンゲン協定とぼくらのヨーロッパの旅程をご紹介

今まで1年以上旅していて、旅程というものを作ったことがほとんどありません。そんなぼくらですが、ヨーロッパの各国間で結ばれているシェンゲン協定とやらのせいで、こんな綿密な予定を組まなくてはならなくなりました。

そんなシェンゲン協定とヨーロッパの旅程についてご紹介します。


シェンゲン協定とは?

シェンゲン協定のルール

短期の旅行だと気にする必要がない、あるいはメリットしかないヨーロッパの多くの国が結ぶ協定なのです。簡単にその協定の意味を書くと

  • シェンゲン協定に参加している国に1度入国したら、他のシェンゲン協定加盟国(シェンゲン圏といいます)に国境検査なしで入国できる(つまりVISAやらなんやら気にしなくてOK)
  • この有効期間は180日のうち90日

ちょっと分かりづらいので噛み砕くと、90日間シェンゲン圏に滞在すると、次の90日はシェンゲン圏に滞在できないというわけです。この90日間の滞在は分割しても良いのですが、とにかく180日のうち90日しか滞在できない。

だから90日以内の旅行者にとってはすごく便利な協定なのですが、それ以上滞在しようと思っている長期旅行者にとっては辛いルールなのです。

参考:シェンゲン協定 – Wikipedia

シェンゲン圏

すべてを挙げることはできないのですが、みんながよく行くであろう次の国はシェンゲン加盟国です。

  • ドイツ
  • フランス
  • イタリア
  • スペイン
  • オランダ
  • スイス
  • ポーランド
  • etc

シェンゲン加盟国マップ

これらの国を全部旅するのに90日なんてとてもとても足りないわけです。ぼくらはトルコだけでも2ヶ月以上、インドは4.5ヶ月、タイも1.5ヶ月、マレーシアも1.5ヶ月と、どこも長期滞在型で旅してきました。それがぼくらの旅のスタイルだし、「○○ヶ国も旅した!」って国数を増やしたくて旅しているわけじゃないわけです。ゆっくりじっくり移動したい。

困った……。

参考:シェンゲン圏 – Wikipedia

シェンゲン協定を回避

で、このシェンゲン協定の回避方法ですが、実のところありません……(たぶん)。

ヨーロッパ全体での滞在期間を増やしたければ、シェンゲン協定の非加盟国を中心に旅することです。でも、本当にヨーロッパの西側の国々がことごとくシェンゲン加盟国なので、けっこう難しいです。

そんな中でもぼくらの救いとなったのはイギリス。どうしても行きたかった国のひとつなのですが、ここがシェンゲン加盟国ではない。ありがたい……。

旅程

で、これからの旅程です。

日付は参考程度に考えていますし、行く国の順序も飛行機の値段を決めながら(あるいはその時の気分で)決めていきます。

  • 9月11日〜10月31日 イタリア (50日)
  • 11月1日〜11月10日 セネガル (10日)
  • 11月11日〜11月21日 モロッコ (10日)
  • 11月22日〜12月6日 スペイン(15日)
  • 12月7日〜12月17日 フランス(10日)
  • 12月18日〜1月6日 イギリス(20日)
  • 1月7日〜1月17日 ドイツ(10日)

ざっくりした旅程ですが、大体こんな感じをイメージしています。冬をヨーロッパで過ごすという、ヨーロッパの人としてはオススメできない旅程らしいです。

というわけで、シェンゲン加盟国の滞在期間=85日。ギリギリです。

ちゃっかりアフリカの国が混ざっています。本当はもっと長く長くアフリカを旅したいわけですが、今大流行中のエボラ出血熱が怖いので、セネガル・モロッコに絞りました。この2ヶ国も行っていいのか、直前まで様子を見なければなりません。

(このエボラ出血熱問題がなければ、シェンゲン圏に90日滞在し、アフリカに90日滞在し、またシェンゲン圏に戻ればいいのですが、死にたくない……。でも実はちょっと秘策があって、トルコに戻って、今いるホストに住まわせてもらえれば、90日間なんて軽く稼げるわけで………………。まぁ、それはそれ)

とにかく航空券を買ったりしたわけではないですが、おおまかな旅程は上記の通り。こんなに先の予定が決まったのは初めてです。

また、言い換えれば、上記の旅程が終わると次は南米です。そしてアメリカに向かう形で、旅が終わります。ちょっとだけ旅の終わりが見えてきました。切ないですね。本当に切ない。

でも、一方で「さっさと旅を終わらせて社会復帰したい」という気持ちも実はあります。

「いろんな国の、いろんな人の生活を見て、これからの自分の生活に活かしたい」というのが重要な旅のテーマでもあります。ここまでいろんな人の生活を見てきて、「ああ、これだ!」と思えるものが、つまり手応えがあります。だからそれを早く実現したいんです。

もうちょっと辛抱して旅を続けて、もっと学ばないと……。

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