パーマカルチャーという生き方 自然に誇ることができる生き方を学ぼう

ぼくらがお世話になっているホストの生活スタイルは、まさにパーマカルチャーという考え方をベースにしたものです。ぜひいろんな人に知って欲しいキーワードなので、ご紹介したいと思います。


パーマカルチャーってなに?

「パーマネント=永続的」な「アグリカルチャー=農業」と「カルチャー=文化」を組み合わせた造語です。つまり「永続的な農業と文化」という意味。

この永続的というのは噛み砕くと、「ちゃんとずーっと続けられる生活スタイル」と思っていいと思います。「続けられる生活スタイル」については、逆に続けられない生活スタイルを考えると分かりやすいです。

  • 化石燃料を使い続けていたら、いつか枯渇する
  • 農薬や過剰な化学肥料を使うと、土地が痩せてしまう
  • 森や山をどんどん壊していったら自然がなくなってしまう
  • ゴミを埋め続けたら、埋める場所がなくなる

少し専門的な言葉を使うなら「積極的に再生可能エネルギーを使う。カーボンニュートラルを目指す」みたいな感じでしょう。

実は、今ぼくらが日常的に送っている生活スタイルというのは、そう長く続けられないものなんです。家電が積極的に使われるようになったのはここ数十年です。決して当たり前の文化じゃないわけです。このままじゃ孫の代の頃には「おじいちゃんお婆ちゃんの世代がエネルギーを使いっぱなしで、後のことを考えなかったから、こんなになっちゃいました」とか教科書に書かれちゃいますよ。

具体的にはなに?

パーマカルチャーという哲学自体は「これをやりなさい」という具体的な指示はありません。「ずーっと使えるエネルギーを使い、自然と共存し、環境に負荷を掛けない選択肢を選びましょう」というだけです。

パーマカルチャーを実践している人の間で定番なのは

  • 有機栽培 ▶自然の土を活かして農業。農薬を使って害虫を駆除するのではなく、その害虫を食べる益虫が好む花や野菜を育てることで、対応する
  • コンポスト ▶生ゴミはコンポストで堆肥に変えて、畑にまく。食べ残しは土になり、また食べものになる。
  • 雨水・わき水・井戸水の活用 ▶水道水は浄化の為に多大なエネルギーを使っています。極力雨水をためたり、わき水・井戸水を活用したりします。
  • ソーラー発電 ▶太陽光は持続可能なエネルギーの代表です。
  • 食べられるものを育てる ▶その土地で自然に育つ、食べられるものを中心に育てます。自分で食べられないほど収穫できたら、近所・友人と分け合えばいいでしょう。

とまぁ、こんな感じです。よく言われる5Rというのを見ると、分かりやすいかな? (この5Rも人によって違うんですが、まぁ意味は一緒だと思っていいです)

  • Refuse ▶ゴミになるものは受け取らない
  • Reduce ▶ゴミの削減
  • Repair ▶修理しよう、修理できるものを買おう
  • Reuse ▶再利用
  • Recycle ▶資源として再利用

というかんじです。

でも都会に住んでるから……

都会に住んでると「こういうのって難しい」って思ってしまいますが、こんなことでも良いんだと思いますよ。

  • 遠くから輸送した野菜よりも地元の野菜を選ぶ
  • ビニール袋をもらわない
  • 個包装されていないものを買う(できれば裸売りされているものを買う)
  • ベランダで野菜を育てる
  • 小さいコンポストを作る(家の中で作ることができるので、これをベランダの野菜に使えばゴミが減り、野菜が育って一石二鳥です)
  • ペットボトルの飲料水を買わない

などなど。全部を徹底的にやるのは難しいと思うかもしれませんが、1個ずつやってみると良いと思います。

ぼくらは今、これを当たり前のように、しかも徹底して実勢している家庭でお世話になっています。1ヶ月に出るゴミの量は1袋以下。しかも常時4〜6人のボランティアを含めて8人前後が生活しているのに、です。そのゴミは皮肉にも「ボランティアが持ってきてしまった水のペットボトル」がほとんど。

ここで生活していて、このスタイルに慣れてくると「平気でゴミになるものを買える感覚ってかっこわるい」と思うようになります。例えばぼくらはたまにマクドナルドにコーヒーを飲みに行くのですが(バス停近くにあって都合がいいんです)、コーヒーを2杯買っただけなのに、紙(広告)を敷いたトレイを出してくれたりするわけです。罪悪感で嫌になります(もちろん断るようにしています)。

それでも旅をしていると、完璧に実践するのは難しい(マクドナルドで言えば、コーヒーカップはゴミになりますし……)。でも、とにかく意識したいと思うようになりました。

自分の生活は持続可能か?

自分なりに考えていることとして、自分に誇れる生活を送りたい、と思っています。そして、それを達成するためには「自然に誇れる生活」でなくてはならないと思っています。

今、こうして旅行をしている身ですから、完全に誇れる生活を送るのはすごく難しい。それでも……

  • 水筒を持ち歩いて、飲料水を(極力)買わないようにする
  • 地元の、手作りの食べ物を食べるようにする
  • 地元の交通手段を使う

など、意識は高めていきたいものです。謙虚に旅をしないといけないですね。

参考

ぜひ、読んでみてください。

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