フランスでの Workaway みんなで作る、素人ばかりのエコハウス作り!

周りは何にもない広い場所。すでに小さな畑を作って、野菜を育てていました。

モナコを出て、フランスへやってきたぼくたちは、いつも通り Workaway を利用しました。フランス南部の田舎町で Workaway を上手に使って、夢のエコハウスを実現する家族の紹介です。

参考▶Workawayとは


その人たち

その人たちは夫婦と息子がひとりの3人家族。夫は近所のワイナリーで働いていて、妻は太極拳の先生だとか。子どもは14歳。田舎で育ったからか、親のキャラによるものか、反抗期も親離れもまったく気配を感じさせず、まるで小さな赤ん坊のように両親にじゃれている姿が驚きでした。

日本人で14歳って言ったら、(大人とは言わないけど)避けがたい反抗期の年頃ですからね。

家族3人仲良く!

家族3人仲良く!

今、彼らはワイナリーの社宅のような家に住んでいます。しかし、やっぱりマイホームがほしいと思ったようで、家を建てることにしたそうです。しかも自分で……。

彼らが作る家はエコハウス

いざ家を建てようと思うとお金がかかる。でも自分でやれば安上がりだと思ったそうですが、建築の経験はゼロでした。工具の使い方も、家の組み方もまったく想像もできないほど、全く知らなかったそうです。

そこで彼らは建築系の本、デザイン系の本、DIY系の本などとにかく読みまくり、知識をつけていきます。そして「やれる」という気持ちが勝ち、とうとう始めることになりました。

しかもどうせ作るなら環境に優しい家を作りたいという思いもありました。要するに化石燃料の利用を最小限に抑えようというわけです。当然環境にもいいですし、結果的にサイフにも優しいというわけ。

ここまでは彼らから聞いた話です。というのも、ぼくらがやってきた時点で、すでに家は形になりつつあり、この夫婦も経験豊富な建築士のようでしたから。

その家

僕らの仕事は彼らの建築を手伝うことです。

家に行ってみると、すでに骨格も壁もできていて、一部の窓がなかったりするだけ。素人目にも大変だったであろう工程はすでに乗り越えて、徐々に締めの作業に近付いています。

この家を自分で建てたって凄いですよね。できあがりが楽しみです。

彼らは道具も軽やかに使いこなし、プロ顔負けの大工さんに見えます。床材・壁材などもこだわりがあるようで、フランス語の雑誌を持ってきて「この雑誌のこれと同じ壁材なんだ」と教えてくれます。フランス語が読めないので、いまいちその良さが分からなかったのですが、どうやら「呼吸する壁」という感じのことをアピールされていたようです。

彼らは家を自分たちだけで建てるのは難しいと判断し、Workaway を利用して旅人に手伝ってもらうことにしました。凄く上手に活用していて、建築知識のない(ぼくらのような)人がボランティアとしてやってきたときは彼らが熟知している部分の工程を任され、建築知識豊富な人が来たときは難しい場所とか、知識の必要な場所を任せて、彼らも一緒に作業して学びます。

常にいくつも “やらなければならないこと” があるので、ボランティアの経験値に応じて、うまく仕事を割り振っているようです。これは仕事のやり方としても参考になりますね。ぼくらのような建築知識がない人は簡単な仕事を任されるわけですが、ぼくらにとっては初体験ですし、勉強になる仕事です。一方で知識豊富な人はもっと高度な仕事を任され、それはそれで勉強になるし、経験になる仕事でしょう。もちろんぼくらがやるような簡単な仕事も、誰かがやらなければならない仕事です。

すばらしい仕事術! と感心しました。

外でひと休み。ズボンはトルコでもらった作業着です。

影響を受ける人たち

ぼくらも含めて、彼らに影響を受ける人は多いようで「いつか自分たちも家を建てる」と決意して帰るボランティアが多いようです。

“安くつく” という理由もありますが、なによりおもしろい。だって、プラモデルをお金払って作ってもらう人はいないですよね? 作る工程がおもしろいのに、そこを他人任せにしてしまったらもったいない! 1番おもしろい部分は自分でやらないと!

まぁ、その時の仕事具合なんかによっては全部自分でやるってわけにもいかないのかもしれませんが、できたら自分でやってみたいな、と思わせられる家庭でした。

ブログランキング・にほんブログ村へ