パリっぽくないパリのメキシカン・フレンチごちゃ混ぜ滞在記
なんだかネガティブな印象ばかり書いてしまった感がある、パリですが、実は滞在自体は結構おもしろかったんです。パリに滞在していた時の、パリじゃない話をここではご紹介しましょう。パリらしからぬ写真もあります。
宿はやっぱりAirbnb
例のごとく、宿はAirbnbを利用して見つけました。
ざっとパリ中心部から20Kmほど南にあるRis-Orangisという街です。いわゆるベッドタウンなのでしょう。パリ中心部からRis-Orangisに向かう電車は仕事帰りのような人が多かったです。
いわゆるベッドタウンなので、この場所自体に観光スポットはなく、閑静な住宅街という雰囲気。移民が多い印象がありました。そんな中、お世話になったのはメキシコ人女性とフランス人男性の夫婦の家。そして小さな子どももいて、始終騒々しい滞在になりました。
ぼくらは子どもが嫌いじゃないので、まぁ楽しく過ごしましたが、子どもが苦手、あるいは騒々しい子どもが苦手だと辛いと思う人もいるでしょう。
この夫婦、本当に優しい人たちでアレコレ本当にお世話してくれます。実は滞在中にMiaが体調を壊し、病院に行くことにしたのですが、その時も病院まで車を出してくれて、本当に助かりました。また有料で夕飯を出してくれるのですが、これがまた豪勢。フランス料理でも、メキシコ料理でも、本場家庭料理を作ってくれます。ぼくらは2晩あったので、それぞれ1食ずつ頂きました。
フランスの家庭料理
さぁ、最初の晩はフランスの家庭料理です。料理名は分からないのですが、これフランスの冬の料理として定番らしいです。簡単に言えばチーズ焼き。
まずたくさんのチーズとハムが出てきました。
チーズを始めてみる器具に入れます。てっきり、この器具の上にチーズを置くのかと思ったのですが、写真の通り、下に入れるんですね。中は暖かくなっており、じんわりとチーズが溶けていきます。
で、好みの溶け具合になったら、取り出してハムの上に乗せて食べます。
日本で言えば鍋のような立ち位置のようで、冬に家族で囲んで食べるらしいです。写真にちらりと写っていますが、ワインと共に頂きます。ぱっと見は食事と言うよりお酒のつまみですね。食べた印象もそうです。しかしチーズもハムも結構腹に溜まるもので、最終的には満腹になってしまいました。こればかり食べていたら太って太って仕方ないでしょう。
メキシコの家庭料理
「米が食べたい」
とリクエストしたところ「それじゃメキシコ料理を作るよ」という話になりました。まずは気分を高めるところから。
高まりましたか? どうですか? まあいいです。
こちらは割とイメージ通り、見た目通りのメキシコ料理。料理が上手なのか、家庭料理というよりも、レストランで食べるような味です。
デザートはフランス風。エクレアです。パフパフと食べました。
で、パリを発つ
そう、こんなもんで、フランスを発つことになりました。最近、このブログの記事もスピーディーですね。なにしろこれを書いているのは2015年1月26日。この記事の時期は2014年11月16日。2ヶ月遅れなのです。そういう大人の事情は置いておくとして、本当にシェンゲン協定のせいで、90日しか滞在できないというのは旅人には足枷ですね。段々と降りてくる天井のように、日々ストレスを感じてしまいます。
さて、パリからロンドンへはバスで行きます。夜行バスになるので、食べ物を補給。フランスで、携帯食と言えば……。もちろんフランスパン。このPAULというパン屋さんが本当にうまいのです。なんにもつけずに、パンだけ食べていても、ほっぺたが落ちるようにうまいのです。
たくさん買い込みました。
4本も買ってしまいました。この時はこれくらい食べられると思ったのですが、結局ロンドンに着いてからも食べるハメに。うまいからいいのですが……。
これにてフランス編は終了です。次の記事からはロンドン編。さぁ、さくさく進みましょう。