ロンドン居候生活で知る自炊生活のすばらしさ

前日・前々日の記事に書いたとおり、ぼくらはロンドンの友人宅に居候させてもらっていました。久々にカツカツせず、ゆっくりできる環境なので、徹底的にゆっくりしていたわけですが、もう台所と冷蔵庫の存在に感謝しまくる毎日でした。


何もしない日々

ずいぶん長く4週間くらい滞在していたのにもかかわらず、観光らしい観光はほとんどしていません。近所を散策したり、運動不足解消に公園を散歩したり、その程度です。

毎日本を読んだり、ブログを書いたり、そういうことをしていました。が、そんな中でも「こりゃ天国だ」と思わせてくれるのは食事です。

繰り返し書いていますが、ヨーロッパの食事は高いのです。節約しようとするとどうしても「パン+チーズ」みたいな食事になってしまいます。たしかにパンもチーズも日本で食べるそれよりも格段にうまいのですが、なにしろ物足りない。野菜も肉も魚も食べたいわけです。いや、それよりも米です。米が食いたい。

自炊の日々

そう。この何もしない日々は、そのまま気持ちのいい自炊の日々でした(ほとんど妻が作ってくれていたので、正確には「自炊したものを食べる日々」と言った方がいいかな。ぼくはもっぱら食器洗い)。

自炊するとやっぱり安上がりですよね。野菜はスペインなどから輸入しているケースも多く、激安とはいかないまでも、それでも狙いを定めて安い野菜を買えばいくらでも安く済ませられる。しかも僕らは宿代が浮いているので、その分食費に回せるというわけ。

しかもしかもしかも、です。日本食スーパーというのがロンドンにはありまして、いろいろ買えるわけです。米とか、米とか、そういうの。納豆が手に入ったときの興奮をリアルタイムで伝えたかったです。誰よりも納豆を味わっているのは自分だ、自分こそが納豆のありがたみを知る唯一の日本国民だ、とさえ思ったほど。分かりますか? 白米の上に乗った納豆の美しさ。複雑極まる風味と味。嗚呼。

アジアにいたときは自粛していたお酒です。節約のため、という意味もありましたが、むしろ文化的に飲まない国にいると、自分も不思議と飲まなくなるんですね。たとえばインドでお酒を買うことはできますが、決して毎日晩酌するという雰囲気ではありません。結果4ヶ月の滞在で数えるほどしか飲んでいないのではないでしょうか。ブッダガヤでお友だちを作ったときは、年末年始であることも手伝い、時々飲んでいましたがね!

ところがヨーロッパに来るとお酒が文化として浸透している。イタリア・フランスあたりじゃ、食事と共に飲むのはワインです。そうなると気持ちが開けてきて、お酒が飲みたくなるもんなんです。ロンドンでも安いワインやスコッチを買って、夕飯のお供にしていました!

どうでしょう? 旅の途中の食事とは思えない! コレを書いている今、ペルーにいるのですが、ペルーの食事はうまいとはいえ、それでもこの頃が懐かしく思えるのです。

デザートだって

ドミトリーに泊まったりすると、キッチンがついていることも多いです。そうすりゃ当然自炊できるのですが、実は足りないものが2つあります。

  1. キッチンを長時間利用すること
  2. 数日分の材料を買い溜めること

共同のキッチンで、自分だけ長くキッチンを占領するわけにはいきません。だからある程度ササッと作れる料理に限定されます。またそこに長期間滞在すると決めていない限り、どうしてもその日の食材はその日に使い切る必要があるわけです。そうなるとかえって高くつくし、毎日スーパーに行くのも手間なんですね。で、つい外食しちゃう。

だからここに居候してこうやって自炊を楽しめたのは、キッチンを独占し、材料を買い溜めできたから。だからこそこんな焼きリンゴまで作れてしまうノダ!

どうだ。羨ましいだろう!

旅で知る 自分で作る 飯の味

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