ベルリンで雨が降ったら食べたいB級グルメ、カリーブルストを食す

ドイツ・ベルリンで愛される、雨の日に食べたいB級グルメ、カリーブルストを食べてみた。

ベルリンに来てからと言うものの、ブログの内容が重くなっているので、ここで軽い話題をご提供します。


カリーブルストってなんだ?

ベルリン発祥と言われるB級グルメ。作り方は簡単で、

  1. 焼いたソーセージに
  2. ケチャップをかけ、
  3. カレー粉をまぶす。

とまぁ、レシピも糞もないような、シンプルなものです。

発祥の由来がまたシンプル。第二次世界大戦後、ヘルタ・ホイヴァーという女性が西ベルリンでソーセージ屋を営んでいました。ホイヴァーさんは当時西ベルリンを統治していたイギリス兵にケチャップやカレー粉を仕入れます。ある雨の日、客もおらず、暇だったホイヴァーさんは時間潰しに全部の材料を混ぜてみたところ、カリーブルストができたと言います。

その後カリーブルストは人気を博し、今ではドイツ全体で年間8億食、ベルリンだけでも7000万食という膨大な量が消費されるほどになりました。それもこれも雨の日に暇だったホイヴァーさんのおかげです。

そしてなんとカリーブルスト博物館まで出来てしまいました。ベルリンの壁の記事でも触れた “チェックポイントチャーリー” という歴史的観光スポットの近くにあるそうです。ぼくらは行っていません。

まぁ食べるか

実のところ、このカリーブルストを探しに行って食べるということはしていません。ベルリンに着いて「小腹が空いたな」と思った瞬間、そこにカリーブルスト屋があったのです。引き寄せられたとも言えますし、それほどまでにどこでも買えるのだとも言えます。

その時ぼくらがいたのはチェックポイントチャーリーの近くでした。ベルリンらしい町並みです。写真右手の方に、CHECKPOINT CHARIEという看板も見えますね。

そしてそのお店はこれ。ソーセージが目印です。

よく分かりませんが、注文は2通りできました。ホットドッグのようにパンで挟むか、否か。せっかくなので、ぼくらはそれぞれひとつずつ注文。

カメラを向けるとこのサービス精神! ドイツの人は本当に親切なのです。これは冗談でも何でもなくて、本当に親切。駅のホームで地図を見ていると、必ず誰かが寄ってきて「大丈夫? 手伝う?」と声を掛けてくれます。それも好奇心旺盛な若者ばかりでなく、年配の人であろうが、なんだろうが、本当に助けてくれる。困ってなくても「英語話せるから、何か助けようか」ってな具合に手を差し伸べてくれる。

さて、できあがったカリーブルストはこんな感じです。ソーセージに、ケチャップとカレー粉がパラパラとかかっています。

ホットドッグの方はこんな感じ。

この料理はですね。なかなかウマいんですよ。ソーセージ自体もけちくさくなく、ちゃんとうまい。表面がカリッと焼けていて、歯でその表皮を破ると、パリっと弾け、肉汁が口の中に飛び散る。まだろくに噛んでいないのに、その肉汁のおかげで口の中は香ばしい肉の味わいでいっぱいになります。で、ちゃんと噛む。そうするとケチャップの酸味やカレー粉の香味が混ざり合い、味に深みを与えていく。

で、次のひと口に取りかかる。するとパリッと肉汁が広がり、酸味・香味で味わいを深めていく。またパリッと広がり、味が深まっていく。またパリッと……。ってな具合。

バカに出来ないんですよ。

見かけたらどうぞ。

ぼくらが食べたとき、小雨がぱらついていました。後で調べてみると、こいつは雨の日に生まれたという。この偶然がまた、何か小さな縁を感じさせるじゃないですか。あるいは宿命か。

雨の日のベルリンでカリーブルストを食べる。それもまたベルリンを知る、ひとつの手がかりになるのかもしれませんヨ。

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