キューバで働く日本人を発見 なぜだか日本人を思い出すクレープ生地
キューバで見つけた日本食? 日本人が開いたばかりのクレープ屋を発見しました。ハバナにいく人はぜひメモっていくべき、お店です。
ん? 日本の気配?
上の写真の舌を出したキャラクターの顔。始めこれを見たとき「なんだか日本のキャラクターみたい」とぼくらは雑談程度に話していました。実はその頃、まだこのお店は開いておらず、看板だけがあり、それが何なのか調べるすべもなかったのです。
しばらくしてまた同じ道を通ったとき、そのお店は開いていました。そして、中を覗くとなんとクレープ屋。しかも日本の国旗やJapaneseという言葉も発見。さらによく中を覗くと、働いている人が日本人! キューバにも働く日本人がいるということに、少なからず驚きました。
試してみましょう
ちょっとキューバ飯にも飽きてきて、気分転換をしたかったということもあり、さっそく試してみることにしました。
お店は結構な繁盛ぶりです。地元の人は「日本の食事?」という感じで、興味津々。みんな店を覗き込んで、実際に試していく人も多かったです。このおじさんもそんな中のひとり。満足そう!
若い子たちもがっついています。ぼくらも興味津々です。
ぼくも並びます。盛り上がるキューバ人から1歩離れて、寂しそうなぼくですが、本当は全然寂しくありません。
メニューはその日によって変わるので、看板を見て選んでください。ぼくらが見た限りだと、
- バナナクレープ
- 鶏肉系のクレープ(唐揚げ風だったりすることも)
- ハム系のクレープ
あたりが定番で揃っていました。このお店がオープンしたのは2015年の始めで、まだ試行錯誤している段階です。ぼくらが頼んだのはバナナクレープ。日本で食べるクレープのようで、不思議なことにクレープを食べて日本を思い出してしまいました。
とくにクレープ生地ですね。口に含むと、クレープの甘く暖かい香りが口内に広がります。噛むと生地のしっとりもっちりした感触が楽しく、クレープの生地好きを自称するぼくにも満足の味。中の具もしっかり甘いキューバのデザートと違い、上品。甘いけど上品、という印象です。具もいいですが、いっそ薄くクリームでも塗って、生地だけ楽しむクレープもいいなァ。
お店の場所について
お店はハバナ旧市街のObispo通りと、Aguacate通りの交差点あたりにあります。名刺の住所を転載しておきます。これを現地の人に見せれば、大体たどり着けるかと。旧市街になれれば、道名だけで簡単に見つかりますよ。
Aguacate #452 el Obispo y Obrapia, Habana Vieja
オーナーは日本人の女性です。キューバ人男性とお店を切り盛りしています。本当にキューバのことをよく知っているので、困ったときに頼ってみてはいかがでしょうか? (とはいえ、礼儀として何か注文しましょうね)
ぼくらも実は薬が欲しくて、彼女を頼り、欲しい薬の名前を現地の薬局で通じる形でメモしてもらったりしました。本当に助かりましたよ。
また、あとで知ったのですが、彼女もカサ・パティクラルをやっているらしいです。つまり彼女の家に泊まれるということ。日本人がいた方が安心、と思う方は選択肢として考えてはいかがでしょうか?
外国で働く日本人って、それだけで応援したくなるものです。パワフルですよね。
ちなみに!
インドでも和食を作る料理人に出会いました。海外で活躍する日本人に会うと刺激を受けます。
こちら!▶ 味噌の奇跡 出会いが出会いを呼び、インドの和食料理人に出会う
その時、なんと和食フルコースを頂くことに!