世界一にも輝いたペルーのコーヒー、でもこれ醤油みたい……どう飲むの?

ペルーのコーヒーはなんと世界一に輝いたことがあるほど有名です。ブラジルやコロンビアも有名ですが、ペルーだって有名なのです。そんなペルーの庶民的なレストランで出てきたコーヒーが醤油のよう……。どうなってるの?


ペルーはコーヒーだって有名です

インカ帝国とか、インカコーラとか、フジモリ大統領で有名なペルーですが、コーヒーだって有名です。なんと2010年には全米スペシャルティ・コーヒー協会の品評会にて、ペルーのプノ州にあるわずか3ヘクタールのコーヒー農園の豆が最優秀賞を受賞。世界一の栄冠を手にしました。

参考(PDF):世界に認められたペルー産コーヒー

品質だけじゃありません。生産量だって世界で9位。なかなかのもんです。そんなペルーで、何気なく飲んだコーヒーが意外な形でぼくらの前に姿を現しました。

ん? どう飲むの?

特別なコーヒーショップではなく、リマにある大衆的なレストランでのことです。ぼくらは珈琲を注文しました。そして出されたのがこれ。

コーヒーカップに入っているのはお湯。カップを温めておいてくれてるのか?

白いコップにはお湯。シロップを入れるような白い容器には黒い液体。蓋付き容器には砂糖が入っています。コーヒーは?
別の店でも同じことが……。こちらにいたってはどう見てもお湯と醤油です。ちなみにこのとき、食事と一緒に頼んだので、この醤油みたいなものをペルーの調味料だと思って味見してしまいました。

またもやカップのお湯。そして醤油差し。

そう、ご想像の通り、この黒い液体がコーヒーです。で、どう飲むか? ぼくは最初コーヒーカップに入ったお湯を見て「コーヒーカップを温めておいてくれてるのか? すごいなペルー! さすがコーヒー大国ペルーだ!」と感激したものです。

しかしそれはぬか喜びでした。

そう。実は醤油差しのようなものに入ったコーヒーは凄く濃いコーヒーで、これをお湯に入れて飲みます。つまり、こうやって出されたら……

こうやって、お湯にコーヒーをいれる。

なんか、ぜんぜん美味しそうではないのですが、飲めば普通のコーヒーです。考えてみれば、濃さを自分で調整できるので、薄めのコーヒーが好きな人、濃いコーヒーが好きな人、みんな満足させてくれます。

ただしぬるくなる。なにしろコーヒーは作り置きで、冷えています。お湯だって沸騰しているお湯ではなく、魔法瓶で保温しておいたもの。だから混ぜて熱々なわけがない。猫舌のぼくでも「ちょっとぬるいね」と思うのです。とくに、濃いのが好きなので、たくさんコーヒーをいれて、余計にぬるくなっていく。

ちなみに、カフェラテ的なものを注文すると、お湯の代わりにホットミルクが出てきます。そこに同じようにコーヒーを垂らせば、カフェラテのできあがり。なるほどねぇ。

いつでもたっぷり出てくるコーヒー

国によってコーヒーのスタイルというのはまったく違います。

妻がこちらでヨーロッパの珈琲の違いを書いています▶欧州「コーヒーロード」の歩き方

簡単に言えば、小さくて濃いコーヒーを出すイタリアや、大きく薄めのアメリカのコーヒーなど、いろいろあります。ぼくらがペルーの前に滞在していたキューバは小さくて濃くて甘いコーヒーでした。対してペルーは大きなカップで薄めのコーヒーが多い印象です。

エスプレッソが好きなのですが、ときどきこうして大きなカップでゴクゴク飲める珈琲も嬉しいものです。

ところ変わればコーヒーも変わる。おもしろいものです。

ちなみに!

イタリアやトルコでもコーヒーはおもしろかったな。こちらの記事もどうぞ。

普段、占いは信じないのですが……
ユネスコ無形文化遺産に登録されたトルココーヒーで将来を占う

やっぱイタリアに行ったらかっこつけないと。
イタリアのバールで飲む、粋なエスプレッソの飲み方

では。

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