陸路ではいけない最大の都市イキトスに陸路と船で行く トラブルだらけの陸路編

陸路ではいけない最大の都市「イキトス」に行くことにしました。そしてこの移動はただの移動とは呼べない、良く言えば、思い出深いものであり、悪く言えば過酷な移動でした。今まで長時間バスくらいで辛いと言ってゴメンナサイ。


陸路ではいけない? イキトスという町

まずアマゾンと聞いて何を思い浮かべるでしょうか? ブラジルの熱帯雨林でしょ? と思った人は惜しくも不正解です。たしかにアマゾンの60%はブラジルなのですが、その他6ヶ国にまたがる南アメリカを代表する熱帯雨林なのです。そしてその国のひとつがペルー。ブラジルのアマゾンとうイメージが強いので、あえてぼくらはペルーのアマゾンに行こうというわけです。

さてタイトルにあるとおり、イキトスは「陸路ではいけない最大の都市」。簡単に言えば道路が繋がっていない町です。人口33万人。結構な大きさの町です。道路がなけりゃどうやって行くか? 地球の歩き方などでは「飛行機で行こう」と紹介されているわけですが、イキトスに住んでいる人の誰もが飛行機で行き来しているかと言えば、Noです。ちゃんと、もっと安い方法があるのです。それは車と船。

途中までは車で行き、道路が途切れる街からは革を船で移動します。前編は車の移動について、後編は川上りの方を書いてみたいと思います。

ちなみに妻のMiaが世界新聞にてこの行程の記事を書いています。そちらも合わせてどうぞ。

「陸路ではいけない世界最大の町」イキトスにいってみた(世界新聞)

車移動はバスじゃない

首都リマから向かう場合、途中まではバスで行けますが、船が出ているプカルパという街まではいけません。どういくか? それは4駆のピックアップトラックから始まります。下の写真がぼくらの乗った車です。後ろに荷台がありますが、そこは荷台ではなく後部座席です。座る場所が車内か車外かで値段が異なります。

ぼくらは車内に座りました。

バスがなく、こんな4駆でいくのには当然意味があります。そう、悪路なのです。舗装されていない、ただ車で踏み固められた土の上を走って行く、上下左右に揺さぶられるハードなコースになっています。

たとえば下の写真。これは川沿いで休憩するバイク、ではありません。これから川を渡ろうとしているバイク、です。ふたり乗りなので、後ろの人は降りて渡るのですね。ぼくらの車はといえば、川の中も迷わず入っていきます。4駆であることがこれほど活躍するコースもなかなかないものです。

そんな道を走っていれば、当然パンクもする。見事にぼくらの乗っていた車もパンクです。パンクすると運転手はすかさず降りて、表情ひとつ変えずにタイヤの交換に取りかかります。ジャッキアップして、車の下からスペアタイヤをとって、取り替える、その滑らかな動きは男が惚れるほどのかっこよさ。

なんと途中で乗ってきた青年たちの荷物に銛が! しかも使い込んである。アマゾンの魚でも捕るのでしょうか?

実質3台の車を乗り換えました。1台目はバス。2台目は上のピックアップトラック。そして3台目がこれです。

ふむ、ピックアップトラックに比べればアウトドア度が下がる車です。少しは道が静かなのかもしれません。と思ったら突然熱帯雨林の中に大渋滞が……。こんな場所に信号もないでしょうし、なんだろうと思ったら、ずーっと前の方でトラックが事故を起こしていました。スリップしたのか、道路を遮る形で走行不能になっていました。その後、ショベルカーみたいなのが現れて、動かして、ようやく渋滞解消。それより、ドライバーが無事だったことを祈るばかりです。

上の事故の処理中にちゃっかり食べ物を売る人たちが現れました。どこにでも商売はあるものです。お腹が空いたので、腹に溜まりそうなものを注文。芋と鶏肉です。味は……、芋と鶏肉の味でした。喉が渇きます。

増えが見えた!

26時間、3台の車を乗り継いで、ようやくイキトスへの船が出るプカルパの街に到着! もしこれからいく人がいれば注意しなければならないのは季節。雨期はいいのですが、乾期は水量が下がって、船が出ないこともあるそうです。

どんな船なんだろう? とタクシーに乗って船着き場へ。

おお、向こうに見えるのがイキトスに向かう船です。さて、出航はまだだというので、近くの海辺を見てみるとバナナの山。どこかから仕入れてきたのでしょう。写真にはありませんが、ほかにもスイカなどの果物も山積みされていました。

車酔いとの戦い

ブログにしてしまえば「長い悪路の車旅」ってだけなのですが、乗ってみればすぐにわかる辛さです。眠ろうにも悪路過ぎて寝られず、車酔いになり、吐かないように我慢する26時間でした。

まーったくオススメしません。そしてここから始まる船旅は、さらにオススメできないものなのです。

その模様は明日の記事に▶陸路ではいけない最大の都市イキトスに陸路と船で行く 船の上のハンモック編

ちなみに!

インドでは電車移動が結構おもしろくも過酷でしたね。
100時間以上乗って分かった インドで快適に電車旅をするための全知識

旅を始めての4日目、中国北京からモンゴルの首都ウランバートルまで移動したのは結構過酷でした。
【4日目】中国〜モンゴルの陸路大移動

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