コロンビアのソールフード、アレパを探しに町に出る
コロンビアにやってきたのだから、コロンビアらしい食事を食べたい! と同じ宿の人に訊いたら、口を揃えて返ってきた答えがアレパでした。今日はコロンビアとベネズエラの国民食アレパについて!
コロンビアといえば?
宿に入ると、同じ宿のゲストたちがロビーに集まって談笑していました。
「ねぇ、コロンビア初日なんだけど、何食べたらいいかな?」とぼくらが訊ねると、
「う〜ん、う〜ん、何だろう……。アレパがいいよ」「うんアレパがいい」「アレパだよ」
ってな具合で、結局「アレパしかないよ」みたいな話になりました。「どこで食べられる?」と聞くと「どこでも」とのこと。日本人にとっての米みたいな立ち位置なのでしょうか?
アレパを探しに町へ!
どこでもって言ったって、そもそもコロンビア初日で、どこにレストランがあるのかも分かっていない。とにかく賑わっている方向を歩いていくと、屋台を発見しました。
このおばちゃんに「アレパある?」と訊いてみます。実はアレパがなんなのかも分からず、出発してしまったのです。無計画にはもほどがありますよね……。
「あるよ、アレパ」
屋台の鉄板を見ると、ソーセージのようなもの、平焼きのパン的なもの、1番右にバナナになにかを詰め物して焼いたものが並んでいます。どれがアレパだろう……? おもむろにおばちゃんは平焼きパンにチーズを乗せ始めました。これがアレパか!
チーズをたっぷり乗せた、この平焼きパンがアレパらしく、ぼくらが注文したのは「チーズを乗せたアレパ」だったようです。味はといえば、淡泊でパサパサとしています。Wikipediaで調べてみると、トウモロコシ粉を練って焼いた平焼きパンとのこと。まさにそういう味です。ふっくらとかしっとり、という形容はいらないようです。
まずくなりようがないとも言えますし、食べ慣れないぼくらにとっては絶品とも言いがたい……。でもコロンビア人にとってはソールフードに近いものなのでしょう。みんなしょっちゅう食べています。
こうやって屋台で食べるのが普通なのかと思いきや、レストランでもほとんどのメニューについてきます。肉の上に乗っかってきたり……
屋台のソーセージを注文してみたら……、
サイドディッシュにやっぱりアレパ。
この辺のソールフード
コロンビア・ベネズエラでアレパはソールフードと言っていいでしょう。来たら絶対食べたい料理ですが、日本人的にはたぶんすぐに飽きるでしょう。
それでも食べたいアレパ! このあたりに来たら絶対食べましょう。