美女を撮る旅 プロの撮影紀行に1日同行して学んだ美女を撮る4つのコツ

コロンビアの首都ボゴタで、ふたりのカメラマンに出会いました。各国の美女を撮影しながら旅をしているという彼らのナンパ術、ならぬ撮影術に迫りたいと思います。彼らを見ていると、素人のぼくらも「こうすればいい写真が撮れるのか!」と勉強になります。


出会い

ぼくらがボゴタで滞在していた宿は、どういうわけか日本人が集まる場所でした。何人もの日本人に出会い、みんなそれぞれおもしろくて、ちょっと尖った目立つだろう人ばかり。日本にいたら、目立つ人ばかりが集まった感じです。

そんな中、ふたりの日本人男性が宿にやってきました。聞くと、ふたりはカメラマン。ひとりは写真、ひとりは動画。旅の途中で出会い、しばらく同行しているということでした。

ぼくは小説、ひとりは写真、ひとりは動画、とそれぞれクリエイター(自分のことをこう呼ぶのは、どうも照れくさいのですが)ということもあって、酒の席で意気投合。ともかく、彼らは何をしているのか聞くと、写真やムービーを撮って、それを日本のメディアに販売し、それを資金にして旅をする。そういう生き方を目指している、といいます。今はその生き方への挑戦の段階だ、と。

彼らが撮るもの

何を取ることが多いのか? と訊ねると、答えはシンプル。美女です。各国で美女を見かけたら、その場で撮影している、と言います。そして「これからコロンビアの美女を取りに行くのだ」とも……。

「ぼくらも連れて行ってください」

カメラマンがどうやって、美女を撮るのか? 撮影術もさることながら、どうやって声をかけて、どういうシチュエーションで撮るのか? 興味は尽きません!

美女撮影紀行

「さて出発」
「あ、ちょっと待って」

と、立ち止まります。

「あの子ら撮りたいんだよね」

と、宿の他のお客さんに目をつけました。ハンモックでブラブラしているふたり組。かれらのところへ寄っていってスペイン語で声をかけます。「ぼくらはカメラマンで、撮影しながら旅しているんだ。良かったら撮らせてくれないかな?」と、こんなことを言われて「嫌だ」という人はいません。はにかみながら「OK」と即答!

さっそくカメラを準備!

ポーズを決めて、ライティングを確認し、撮影です。いやはや、ぼくらは出発に向け、外に行くことばかり考えていましたが、美女さえいれば場所はどこでもいいのです。彼らの美女センサーには驚かされます。

さて、本当に外を出て、ボゴタの町をブラブラします。ふたりの雑談は凄く興味深い。

「あの子きれいだね」
「う〜ん、撮る?」
「撮ろう」

ぼくらが「天気が良くて気持ちいいなぁ」なんて考えているときも、彼らの目線は女性から女性へ。どこを歩くか考えるのも「向こうから女の子がたくさん来るから、向こうに行こう」と美女起点で考えます。

そのうち「この子撮りたい!」という人が見つかり、さっそく撮影交渉。まったく尻込みせず「カメラマンなんだ、君のことを撮らせてほしいのだけど……」とお願いします。そしてOKをもらうと、そこからはカメラマンのペース。

「ちょっとここは暗いから、向こうで撮影しよう」と巧みに誘導して、背景のキレイな場所や日の入り方がキレイな場所を探します。下の写真の通り、レフ板を活用したりするので、女性の方も「あらやだ! 本格的!」と舞い上がっているのが分かります。

また次の子。

また次の子。ノリノリです。

また別の子。ちなみにこれ、路上じゃなくて、カフェの中です。カフェを覗いたら美女がいたので、中に入って交渉しちゃいました。そして、交渉が成立するとテーブルとかを壁に寄せて、撮影スペースを作り、堂々と撮影。みんな面白がってくれます。

行き交う女性は必ずチェック。誰でもいいわけでもなく、その国らしい、美女を追い求める気持ちが強いようです

彼らから学んだ美女を撮るコツ

彼らの撮影紀行についていって学んだことは数知れません。その中で、美女を撮る上で大事なことを4つ学びました!

1. 撮りたければお願いする!

人見知りなぼくなんかは、これが1番の教訓でした。

街中を歩いていて、美女に限らず「この人絵になるな!」と思うことは多々あります。だけど「自分はカメラマンじゃないし……」と物怖じして、遠くから盗撮するように、パシャっと撮影して終わり、ということも多いです。

でも、見ていると「撮らせてください」とお願いされて、嫌な気持ちになる人はほとんどいないようでした。礼儀正しく自己紹介して、お願いすれば、もっとステキなポーズや表情が撮れるのです。

2. レフ板+三脚マジック!

撮影技術という意味ではなく、レフ板(光を当てる、反射板)は「プロフェッショナル感」を10倍くらいに高めてくれます。これがあると「プロのカメラマン感」が出て、撮影交渉もいくぶんスムーズにいく気がしました。

一眼レフカメラ+レフ板+三脚の3点セットがあると、とりあえず見た目はプロっぽさが出て、モデルの気持ちも高まります。そういう意味でもこういう小道具は使いこなしたいところ。

(でも、格好つけるために持ってるのは格好悪いので、使うならちゃんと使いましょう!)

3. 背景とポーズに凝る

人を選んで、撮影許可が出たら、今度は堂々と背景にこだわり、ポーズに注文をつけるのは興味深かったですね。ぼくらなら、わざわざモデルを連れ回して時間を取るのに気が引けてしまうところですが、ちゃんといい場所で、いい写真を撮るのがカメラマンの礼儀だと、ぼくは理解しました。

相手を尊重する範囲で、ちゃんと注文をつけていい写真を撮りましょう。

4. 表情にこだわる

素人のモデルなので、いきなり「いい笑顔で」と言われてもムリ。それをちゃんとリードするのがカメラマン! 言葉が通じなくても、わざとシャッターを連射したり、つたないスペイン語でなんとか笑いを取って、女性をリラックスさせていきます。

その様子はまさにナンパ師。

最初はぎこちなかったモデルの顔も、いつのまにかステキな笑顔になっているのは驚きです。

おまけ

ぼくらも撮ってもらっちゃいました。こんな感じで撮影したのが……。

こんな感じになりました。本当はこのあと、さらに加工処理をするとグッと良くなる、とのことでしたが、素人目にはこのままでも十分いい感じ! 周りに人が集まって、ちょっとしたアイドル気分でした。


プロって凄い

プロの凄さは「自信」にあるな、と実感しました。

自信があるからお願いして、こだわって撮影できる。自信がないと物怖じして、コソコソすることになる。プロの凄さは積み重ねた経験と技術からくる自信なのでしょう。

その自信が旅をまたひとつおもしろくしている。そういうプロフェッショナルさを突きつけられた気がします。

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