マスコット的存在のカピバラをコロンビアで食べることができるのだ
かわいくて愛くるしいカピバラ。みんなのマスコット的存在のカピバラ。あの罪なき眼のカピバラ。そのカピバラを食べてしまいました。
コロンビア人って結構いろいろ食べる
調べてみるとコロンビア人って結構なんでも食べます。食用ネズミとか、蛇とか、ウミガメとか……。まぁ、中国で猿の脳みそや犬を食べたり、日本人がタコや鯨を食べたり、どこの国でも「え? それ食べるの?」という食材はあるものですが、日本人的に「え!?!?」と思う食材、それがカピバラです。
ぼくらがボゴタに滞在中、他の日本人バックパッカーが「カピバラを食べたい」と言い出したのをきっかけに、コロンビア人がカピバラを食べると言うことを知りました。
それじゃ食べなきゃ! というわけでお店に向かいます。
CHIGUIRO
目印というか、カピバラはコロンビアでは「CHIGUIRO」と言います。メニューを見せてもらって、このチグイロというのが見つかれば、それがカピバラ。エリアによってはたくさん店があって、すぐに見つかるかと思います。
ぼくらもいくつか店を見比べましたが、どこもこんな感じで外から見えるようにバーベキューをやっています。
たぶん、上の写真に並んでいる小さめの肉たちがカピバラです。
ボリューム満点
さっそく注文します。
上の写真の肉がカピバラです。赤っぽいのは味付けしているから。味はといえば、そうですね。豚な香りをわずかに持ち、牛の味をわずかにもつ、鶏のささみ肉という感じでしょうか。マズいってことはないです。むしろうまい。でも「へぇ、カピバラって他の肉と全然違うね!」という感想にはならないでしょう。
とにかく量が多くて、ぼくらはふたりでひと皿注文し、それがおなか一杯! まわりのコロンビア人はひとりひと皿注文して、平らげていました。コロンビア人のみなさん! 食べ過ぎです。
やっぱりちょっとツーリスト向けのお店が多いのか、カピバラは安くないですね。ひと皿5ドルくらいはしました。その辺で普通の食事を食べれば1〜2ドルで食べられるので、それと比較すると高級食材のような扱いです。
体験談としてはおもしろい
まぁ、体験としてはおもしろかったですが、味は特筆すべき特徴もないような気がします。
これからカピバラを見たときは、食用の視点で見ることができる、それだけがメリットな気がします。