生鮮を買うなら土曜日! ベネズエラの土曜市に見る町のリズム

ベネズエラのメリダで買い物するなら土曜日の1本狙い! どうも1週間で唯一鮮度の高い野菜が買える日のようなのです。そして、それに気が付くと、今までよりも少しだけ町のことが分かった気がしました。


青果物の鮮度

どうもベネズエラのスーパーに行くと、野菜や果物と言った青果物の鮮度が低い低い。もうにんじんなんか水分が抜けて、ヒョロヒョロの漬け物みたいになっているのが、堂々と売られているのです。

「スーパーがダメなら」と八百屋に行くとなお酷い。もう八百屋の中が腐った果物の匂いがする。トマトなんか、日本だったら全部廃棄になりそうなレベル。

それでも、どうしても自炊がしたい。——というのも、理由は3つ。

  1. 危ないから夜のベネズエラを出歩きたくない
  2. そもそも危ないからか、夜はレストランがあんまり開いてない
  3. 外食ばかりじゃ胃が疲れちゃう

というわけで、自炊したいなら野菜は買わなきゃいけないわけです。

いつも八百屋やスーパーに行っては、食べられそうな野菜を一生懸命選んで買います。タマネギやにんじんは比較的食べられる様子なので、気付けばこれらばかり……。

土曜日の奇跡

「仕方ないのかな」と諦めていた、ある日。いつもは殺伐とした路上に、人が溢れかえっている! 何ごとでしょうか?

足下を見てもらえば分かると思います。なんと路上が市場と化しているのです。どこの国でも土曜市とか日曜市のようなものはありますが、普通は公園とか駐車場を利用するのですが、ここは完全に路上。しかも露店などがあるわけではなく、路上にシートを敷いたり、箱を置いて売っているだけ。

これがまた鮮度がすこぶるいいのです!

ある特定の場所で土曜市をやっているというよりは、みんな好き勝手な場所で、勝手に店を開いている状態です。だから歩き回って、目当ての物を探します。

ふだん、スーパーに行ってもたくさん野菜を買っている人を見かけないのですが、ここではみんな両手一杯に、いやそれどころか家族でやってきて、みんなで袋をぶら下げている光景さえ見かけます。

メリダで野菜を買うなら土曜市

ベネズエラでは日曜日は休息日として、ほとんどのお店が閉まっています。レストランやスーパーも開いてません。そうなると、土曜日がベネズエラ人にとっての買い物Dayなんですね。

同じ場所に長く滞在していると、こうした住民のリズムが見えてきます。土曜市以外にも、日曜日の午前中、店はみんな閉まっているのに、街を歩いている人が妙に多い。で、昼になるといなくなって、午後になると公園とかにたくさん人が現れる。

何かと思えば教会なんですね。午前中は教会に向かってブラブラしている人が多くて、昼くらいには教会で礼拝して、それが終わると家族・恋人などが公園で和む。どうも多くの人はこのリズムで生活しているようです。

何でもいつでも開いていて、それぞれが自由きままに過ごすというのも悪くないけど、こうした町のリズムが感じられる町ってステキだと思います。みんなが一致団結して生きている感じがする。コミュニティみたいな、人の繋がりを感じる。そしてわずかでもそのリズムに乗れたとき、前よりも少しだけ町に溶け込めた気がする。

旅の醍醐味のひとつです。

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