シリコンバレーでも流行中! インドでやったヴィパッサナ瞑想の効果が科学的に実証

ぼくらがインドで習ったヴィパッサナ瞑想。10日間、無言の修行を行うアレです。あの瞑想方法を含め、仏教でよくやる瞑想方法の効果が科学的に実証されたという記事を見つけたのでご紹介します。


ヴィパッサナ瞑想って何だっけ?

ヒマラヤで瞑想

ネパールのトレッキングでの休憩でちょっとだけ瞑想(してるフリ)

ヴィパッサナ瞑想というのは、もともとインドに古くから伝わる瞑想法で「自分の身体をひたすら観察することで、“今” に意識を集中し、結果として諸行無常を実感する。また無になる」というものです。この辺、短く説明するのが非常に難しく、いろいろ考えても、これで適切な説明なのか、少し自信がありません。また他の特徴としては

  • ヴィパッサナ瞑想は特定の宗教に依存しない
  • 道具・音楽・絵などを使わない

ということも重要でしょう。このためインドではヒンドゥー教徒はもちろんキリスト教徒などもヴィパッサナ瞑想を修行しに来ていました。

科学的に実証? どんな効果が!?

仏教に伝わる瞑想法の効果、科学的に実証される(WIRED)

この記事いわく、調査したのは以下の4種類の瞑想。

金剛乗仏教系

  • デイティ(Deity)
  • リグパ(Rigpa)

上座部仏教系

  • サマタ
  • ヴィパッサナー

結果は……

上座部仏教の瞑想法は、確かにリラックスに効果があることが示された。瞑想中の被験者の副交感神経活動が活発になったことが検出されたからだ。副交感神経系は休息や回復に関係している。

金剛乗仏教の瞑想法では、瞑想中も瞑想後も、リラックス効果はほとんどなかった。その代わりに、覚醒や「闘争・逃走反応」に関係する交感神経系が活発になった。

また別の実験を通して、下記も判明。

金剛乗仏教方式の瞑想法にのみ、瞑想後の認知的作業の能力が即座に劇的に向上した

思いっきりシンプルにまとめるなら……

ヴィパッサナ含めた上座部仏教の瞑想はリラックス効果があり、金剛乗仏教の瞑想は交感神経系が活発になり、認知的作業の能力が向上する。

というわけです。ヴィパッサナは心を休める効果があったのです。ぼくらとしても、違和感のない実証となっていて「うんうん、たしかに」と納得の内容です。とにかくこうして「化学」が、瞑想に追いついてくることはいいことでしょうね。

ちなみに最近は瞑想全般がすごく人気があり、シリコンバレーのイケてる人の中でもやっている人が多いのだとか。

シリコンヴァレーが、いままた「禅」にハマる理由(WIRED)
シリコンバレーで働く優秀なビジネスマンの間で瞑想が流行となっている理由(U-NOTE)

タイトルに禅とありますが、禅だけではないようですね。記事の中ではGoogle社員は1000人も瞑想コースを受講しているとか。そして目的としては創造性の向上が挙げられています。

先ほどの実証結果を見れば分かる通り、瞑想にはたしかな効果がありますが、瞑想によって効果は異なります。よく考えて、お気に入りの瞑想を探してみては?

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ぼくらもインドでヴィパッサナ瞑想を訓練してきました。

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【195日目】瞑想特集7:VIPASSANAの感想

旅も2年を迎えようとしていますが、インドでやった瞑想修行は今でも良い思い出です。

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