ベネズエラ人の家で食べさせてもらったアンデス地方の名物朝ごはん ピスカアンディーナとの出会い

ベネズエラのメリダに来てからというもの、妻のMiaは毎日のようにスペイン語教室に通っています。そこの先生が英語も話せることで交流が深まり、食事に呼んでくれました。その時出会ったスープが、ベネズエラのアンデス地方で定番の朝ごはんメニューだったのです。


行ってみたらたくさんの人が

先生に呼ばれたので、てっきり先生+ぼくらくらいの人数かと思ったら、なぜか人がたくさん。下の写真に写っているのは、あくまで一部。もっといました。もちろんぼくらにとっては嬉しい誤算です。

ちなみにぼくらは何を作ってもらうのかも全く分からず、ただ見ていることしかできませんでした。

小麦粉アレパ

このノリノリの男性が作っているのは、小麦粉を練って焼く「アレパ」という料理です。普通はトウモロコシ粉で作りますが、この日、初めて小麦粉でつくるところを見ました。右側の女性がスペイン語の先生です。

これだけたくさん作るとさすがに重労働ですね。

焼くときはこんな平べったいフライパンを使います。アレパを焼くためのフライパンで、たぶんベネズエラ人の家には必ずあるもの。

できあがりはこんな感じ。お店で食べるアレパは手のひらより小さいくらいのサイズが多いですが、もしかして家で食べるときはこんな風に大きく作るのかな?

山ほど焼いて、こうやって積み上げて、みんなでちぎって食べます。楽しい。

スープ作り

さて、メインディッシュのスープはピスカアンディーナ。材料はすでに切り揃えてあります。3分間クッキング風!

Wikipediaを見てみるとポテト・にんじん・卵のスープにミルクやチーズを入れるスープらしいですね。

Pisca Andina is a light chicken broth, mixed with diced potatoes,[1] carrots, eggs,[1] ground pepper and other ingredients, sometimes including milk[1] or cheese
(訳)ピスカアンディーナは鶏だしスープに、ポテト・にんじん・卵と胡椒などをいれたスープです。ミルクやチーズを入れることもあります。
出典:Pisca Andina – Wikipedia

見ていると作り方は取っても簡単。具材を全部入れて煮込むだけ。

粉ミルクを溶かして、スープに入れます。本当は普通の牛乳を使うべきなのでしょうけど、ベネズエラの物資不足で牛乳も手に入りにくい状況です。

突如買ってきた大量の卵。後で分かったのですが、ちょうど人数分をいれるようです。つまり卵はひとり1個、というわけ。

役立たずのぼくらはお客さん気分で作っているところを眺めるだけ。

できあがり。写真じゃちょっと分かりづらいですが、ひとり1つちゃんと卵がはいっています。卵は崩さず、スープの中で煮ています。ちょっと違うけど、ポーチドエッグ風でしょうか。

このスペイン語学校ではふだんベネズエラ人に英語を教えています。というわけで、生徒はほとんど英語を習いに来ている生徒たち。そのおかげでちょっと英語が話せるので、コミュニケーションがとれました。ラッキー。

ピスカアンディーナは朝食の定番

この日までピスカアンディーナというメニューは知りませんでしたが、このあとレストランに行くと、結構どこでも出しているメニューだということが分かりました。

特に朝食として定番のようで、トウモロコシ粉のアレパとピスカアンディーナの組み合わせで出してくれます。アンデス地方は夜冷えるので、温かいスープで身体を温める習慣があるんですね。

ちなみにこの日に食べた小麦粉アレパはぼくらの朝食の定番にもなりました。

参考▶意外と困る旅先の朝ごはん 例えばこんな自炊はいかがでしょう? 朝アレパの作り方

なんだか旅に出てからスープが好きになりました。

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