ベネズエラ人と中国人 高級中華料理店の窓が割れていて、しかもひびは増えていく

何度もブログで話しているように、ベネズエラは闇レートのおかげで、外国人にとっては物価が安い国です。たまの贅沢をしようと、ぼくらは街で1番の高級中華料理店に足を運ぶのですが、なんと窓が割れているのです。なぜなのでしょうか……。


中華スーパーと中華料理店

ぼくらの滞在しているあたりで1番大きなスーパーは中国人が経営するスーパーです。というか、スーパーというスーパーはすべて中国人が経営しているのが実情。未だにベネズエラ人経営のスーパーに行ったことがありません。

街で1番のスーパーの2階には高級中華料理店があります。見てください。この雰囲気。バックパッカーが行っていい雰囲気ではありません。

休みの日なんかは、ベネズエラ人で繁盛します。この様子を見ていると、どうやらベネズエラも貧富の差が激しそうな印象。この店だって、安くないですからね。

このスーパー、他の国にある良い中華料理店に比べると、少し劣りますが、それでも結構おいしい中華料理にありつけます。

ぼくらにとっては定番のチャーハン。ちょっと写真が白っぽく、冷たい感じですが、美味しいんですよ。

餃子を頼んで出てきたのがコレ。「ナンカチガウ」感が半端ないです。微妙にいろんな物がベネズエラ風にアレンジされている印象でした。

ゴマとか、ちょっと嬉しいですよね。

中華は大皿で頼んでシェアするのが楽しい料理! 

こんなステキな中華料理店の窓が……

同じお店の窓の写真です。窓が割れています。

それも1カ所じゃありません。

ここにも……。

興味が湧いて、店の人に聞いてみました。ちなみにお店の従業員はベネズエラ人です。

スペイン語が不得意なので、詳細を聞くに至りませんが、身振り手振りで分かったことは「外から割られた」ということでした。しかも、ぼくらが何度か通う中で、割れたひびは増えたのです。つまり、現在進行形で誰かが石か何かを投げつけている、という事実はたしかなようでした。

ベネズエラ人と中国人

ベネズエラにはたくさんの中国人がいます。

実際にぼくらが滞在しているあたりにも中国系のスーパーが数店舗あり、そこで働く中国人なんかもよく見ます。ところが、というか、やっぱりというべきか……、ベネズエラで中国人は嫌われているようです。

政治の上では中国はベネズエラに支援をしており、決して険悪な雰囲気ではありませんが、どうも国民同士はそうじゃない。そうなると(ベネズエラ人的には)顔が似ている日本人も、中国人と間違われて、嫌な思いをすることも……。

これは南米のどこもそうですが「チーノチーノ(中国人、中国人)」と街中で声を掛けられる(明らかな悪態であることも少なくありません)のは日常茶飯事。あんまり気持ちのいいことではありませんね。

いろんな日本人バックパッカーのブログを読んでいると、この「チーノチーノ」でもって「差別された!」と嘆いている人が多いようです。たしかに中国人嫌いのベネズエラ人もいます。でも、いろんなベネズエラ人とコミュニケーションを取ってきて、少しずつ分かってきたことは、彼らの「チーノチーノ」というかけ声自体は、日本人の「あ、ガイジンだ!」っていうアレと同じであるケースも多いこと。

「チーノ?」と言われて、寄っていくと可愛がってくれることもあるし、好奇心であれこれ聞いてくることもある。大した意味はないんですよね。それどころか現地に住む中国人はそれほどお金持ちではないので、強盗に遭う可能性も低いとのこと。ということは中国人に見えるぼくらも強盗に合いにくい、とまぁ、そういうわけです。

とにかく言いたいことは「チーノチーノ」と言ってくる人の全員に悪意があるわけではないですが、悪意を持っている人がいるのも事実。チーノと言われたからって無条件にベネズエラ人を嫌う必要はないですが、少し注意して街を歩きましょう。

にしても、あの割れた窓は結構衝撃的でしたね。決して他の店の窓が割れていることはないのですが……。

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