来てみたら圧倒的な居心地の良さ 勧めにくいけど知って欲しいメリダの魅力10個

ぼくらが、旅の最後の休憩地点として選んだベネズエラのメリダ。世界で最も治安が悪いとされるベネズエラの中にありながらも、こうもぼくらを惹き付けるメリダの魅力をご紹介したいと思います。


メリダの魅力を語るときに僕が語ること

メリダの魅力をこれから10個挙げようと思っています。気持ちとして「メリダいいとこ1度はおいで」という気持ちがあるわけですが、その一方で「来ちゃいかん、ベネズエラだけには来ちゃいかん」という気持ちもあります。それはもちろん治安が悪いから。

ぼくらは3ヶ月の滞在で治安の悪さを実感する直接的な出来事は1度しかありませんでした。たちの悪い警官にちょいと嫌がらせを受けたくらいです。でも、実際に会った人が受けた被害は少なくありません。

  • バスで移動中、他人が自分のバックパックを持って消えた
  • 警察にドルを取られた(被害多数)
  • 弟が首都カラカスで撃たれた
  • 青年海外協力隊の隊員が滞在していたアパートの1階で、ベネズエラ人がスマホを奪おうとした強盗に射殺された

などなど。これらはネットで見た噂やブログ記事などではなく、直接本人か、それに近い人から聞いた事件です。

だから、ぼくの真意をはっきり書いておきます。

真意:この記事を見る前から「ベネズエラに行く」と決めている人は、ぜひその行き先にメリダを検討してみて欲しい。その理由はこれから挙げるよ!

と、まぁ、そういう意図です。

1. 滞在費が安い

闇レートがあり、ベネズエラ全体を通して物価は安いわけですが、その中でもどうもメリダは圧倒的に安いようです。ベネズエラでみんなが行く町(つまり観光地)は聞いている感覚だと、メリダの1.5〜2倍近い物価であるようです。

例えばビールひとつ見ても、メリダで17円で飲めたビールが、他のまちだと40円くらい。宿もぼくらが滞在している場所だと400円でキレイで快適なホテルに泊まれますが、他の町だと700円くらいするようです。

食事もぼくらが「高い食事」と認識していた150円くらいの食事を、他の町から来た人は「やす!」って驚いていました。

メリダだって観光地なんですけどね。なぜか安いようです。

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2. 比較的安全

これ重要です。

ベネズエラの人、特に圧倒的に治安が悪い首都カラカスの人は、その治安の悪さに怯えて、ここメリダに移住する人が多いようです。実際にMiaがスペイン語を教わっていた先生のひとりがそうでした。

「もっとゆっくり過ごした」「安全な町に住みたい」という思いを持った人が移住しているわけで、全体的に安全な空気が流れています。

ただメリダ=安全という図式は徐々に崩れているという人もいます。

他の国に比べれば危ないのでしょうが、ベネズエラの中ではやはり比較的安全な町と言えるでしょう。若い女の子やお金を持っていそうな人が、夕暮れ時でも歩き回っているのが印象的です。

3. 外国人への態度が悪くない

ベネズエラに来た人のブログを読むと、いわゆる「アジア人差別」を訴える人が多いようです。どういうわけか、ベネズエラ人は中国と日本の区別が付かず、同じものとして嫌っている部分があり、町を歩いていると「中国人やろう!」みたいな言葉を投げかけられることもあります。

これもメリダでは少ないです。ゼロではないけど少ない。たまに「チノ!(中国人!)」と言われることもありますが、口調に悪意がこもっていないところを見ると、日本人が悪意なく言ってしまうことが多い「あ! ガイジンだ!」というニュアンスに近い気がします。

メリダにいる限りは嫌な思いをしたことは多くありません。中国人が経営するスーパーも多く、そこで仲良く交流しているベネズエラ人も多く見かけるので、土地柄なのかもしれません。

4. 美味しい食べ物が多い!

これは重要ですね。

安くても毎日の食事がまずいとがっかりしてしまいます。メリダはどういうわけか旨いものが多い! 肉食派も菜食派も、楽しめると思います。

はっきりした味付けのもの、つまり濃いものが多い印象はありますが、ぼくらもさっぱりしたヘルシーなレストランを発見し、濃いものとさっぱりしたものを、バランスよく食べられるようになりました。

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5. スペイン語が安く学べる

スペイン語学校もチョコチョコあります。

安いです。高いところでも1時間360円。安いところだと1時間70円くらいからあります。どれも個人レッスンに近いので、自分で身長に先生を選びましょう。

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6. 遊びも安い

いわゆる日帰りで遊べるアクティビティもあります。

ぼくらがやったものだとパラグライダーやパラモと呼ばれるアンデスをガイドしてもらうツアーだけですが、他にもキャニオリングやラフティングといったアクティビティもあります。

長く滞在して、数日のんびりしては1日がっつりアクティビティ、という生活リズムを作るのもいいのではないでしょうか?

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7. ベネズエラ人が来たい場所

ここに挙げたいろんな理由もあり、ベネズエラ人も来たい場所になっています。実際、ぼくらが滞在している間、何組ものベネズエラ人がやってきて、メリダを満喫していきました。

ベネズエラの休暇になると、宿がベネズエラ人でいっぱいになることもあり、みんながメリダを好きであることがよく分かります。国境からメリダに向かうときも「メリダはいいよ」と勧められることも数知れず、です。

過去に書いたようにベネズエラ人が新婚旅行で来るケースもあり、その折は心暖まるエピソードに出会うことができました。現地の人が好きな場所に間違いないです。

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8. 涼しい

ここにきて素朴な話ですが、メリダは標高が1000mを超えており、涼しいです。昼間はやっぱり暑い日も多いのですが、夜は寒くてダウンを着ることもあります。

これはぼくの好みでもあるのですが、暑いよりは涼しい方が好きなんですね。特に寝るときは熱いと寝苦しいし、寒いなか飲むホットラムとか最高です。

つまりメリダはベネズエラの避暑地なんですね。

9. 山に囲まれている

メリダ高地に位置しますが、さらに周りを山に囲まれています。

日本で言う長野の雰囲気なんです。外に出て、ぐるりと周りを見渡すと、町を囲む山が見える。登山ができるとか、そういうメリットもありますが、単純に長く滞在するなら、山が見えるというのは結構良い物なんです。

この辺、ぼくの好みなんですけどね。海派の人はゴメンナサイ。

10. コロンビアから比較的近い

メリダとコロンビアの関係

しつこいようですが、ベネズエラは治安が悪いです。いくら「メリダは悪くない」と訴えても、メリダに行くまでの道のりが長ければ、そこまでの間で被害に遭う可能性も高まります。

そういう意味で、コロンビア側から行くと1日のバス移動で着くので、比較的近いと言えます。首都などはさらに1日かかりますからね。

とはいえ、コロンビアとの国境付近は外務省が「渡航の控えること」としている場所に当たります。決して「超安全だから気楽においで」という意味ではないです。「ベネズエラの中では比較的アクセスがいい場所」であるというだけです。

おわりに

とにかくぼくらはメリダに来て良かった、と思っています。

ふたりで滞在して、1日1000円くらい出せば、ほぼ節約なしで生きていけます。そんなわけで、お金を気にせず、自由に執筆活動に打ち込んだり、読書したり、勉強したり、と好きなことに打ち込めるわけです。

来られる方は、よく考え、情報収集した上でお越しくださいね!

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