あなたはどれがお好み? ぼくが見聞きしてきた7つの「ながら旅」

昨日、なにかをしながら旅をするスタイル「ながら旅」のメリットについて書きましたが、今日はこれから旅をする人が、どんな「ながら旅」ができるか、考えてみたいと思います。また実際に長旅をしている経験から想像するメリットなんかも考えてみたいと思います。


1. 楽器を弾きながら

いわゆるギターを弾きながら、というのがこのパターンの定番でしょう。比較的やっている人も多いです。

知らない国で、知らない人の前で演奏するわけで最初は度胸がいるでしょうけど、やっている人に聞くと慣れだそうです。稼げる国と稼げない国があり、稼げるときは1日に何万円も入りますし、ダメなときは数百円。この演奏収入に依存する場合、行く国をよく考えないと、入国したものの「稼げないから出国」ということになってしまいますね(まぁ、この件は、他のすべてに言えることですが)。

音楽というのは想像以上に世界共通の芸術です。先日お会いしたギター旅の人も、全部日本語で歌っていましたが、ちゃんと盛り上がっていました。

ギターをやる人は増えているので、なにか特殊な楽器を演奏できたらおもしろいですよね。個人的には尺八とか三味線とか、おもしろいと思うのですが……。

2. 絵を描きながら

やるなら「路上で絵を描いて売る」というスタイルがいいです。芸術的な絵を長時間かけて描くよりも「短時間でサッと書いてサッと売る」方が絶対にウケます。

例えば路上で似顔絵を描き、相手の名前を漢字で書いてサインしてあげる、みたいなサービスはウケるでしょう。みんな「漢字」には特別な思いがあるようで、ぼくらでさえ、出会った人に「ぼくの名前を漢字で書いてくれ」とお願いされたことがたくさんあります。そこに似顔絵が着けばおもしろいこと間違いなし。

3. 髪を切りながら

これもやっている人は思ったよりも多いようですね。

「路上でヘアカット」って言うと、日本じゃありえない感じですが、海外なら余裕です。切っている間はお客さんと1対1でコミュニケーションも取れるので、お金になり、人のためになり、出会いが山ほど増えるであろうことを思うと、結構魅力的なスタイルだと思います。

いや〜、想像すると(大変だけど)おもしろそうです。

気になることと言えば、はさみを使うので「刃物」が危険物扱いされないかどうか、というところ。まぁ、やっている人がいるので大丈夫なのでしょう。

4. マッサージをしながら

これは「髪を切りながら」と同じような感じでしょうね。比較的道具が少なそうで、その点かなりポイント高いです。

高度なマッサージもいいですが「丁寧な肩もみ」とか、そういうのもいいと思うんですけど、どうでしょう? それだったら、ちょっと得意な人ならできるかと。

5. 料理を振る舞いながら

これはMiaがやっているスタイルですね。

誰に振る舞うかによってもいろいろ違ってきますが、ぼくらで言えば旅先で出会った人にお礼として振る舞うことが多かったです。だから金にはならない。その分、楽しみながら振る舞えるので、楽しいことばかりです。

ぼくらは日本の味噌会社のご協力を得ることができて、定期的に旅先に味噌を郵送してもらえました。このおかげでモチベーションが保てたし、実際楽しかったと思っています。

ぼくらは料理人ではないので、決して「プロの料理」を振る舞ってきたわけではありません。普通の家庭料理です。でもそれでも楽しいので、言い換えれば、本当に誰でもできるスタイルの旅だと思います。

得意料理を決めて、同じものをいろんな人に食べてもらうと、国によって反応が違くておもしろいですよ。ぼくらは味噌汁でしたが、他にもお好み焼き・コロッケ・肉じゃが・寿司など、何でもOKだと思います。

もし収入にしたかったら、路上販売しやすいものですね。おにぎりとかどうでしょうか? ラーメンもかなりいいですね。焼き鳥もウケるでしょう。

味噌玉世界旅

6. 小説・漫画を書きながら

これはぼくがやっていました。小説や漫画は書くにあたって、それなりの時間引きこもる必要があります。そこのところ旅をしながらという意味では不利なのですが、ゆっくり旅をしたい人や書くのが好きな人なら楽しいと思います。

とにかく言いたいことは「長い作品はやめておきましょう」ということ。

毎日安定した時間は取れないので、できれば1日で書き切れるボリュームの作品を量産する方が現実的です。旅先ではネタには尽きないので、小ネタを小さな作品にまとめていくのが楽しいと思います。

ぼくは「小説スケッチ」のつもりで、深いひねるがある作品ではなく、その土地の特徴を込めた1エピソードを書くことに集中しました。

ぼくの小説連載はこちら

旅する漫画家

7. インタビューしながら

これやっている人のブログを見たことがあって、すごく良いと思いました。特殊技能も、特別な荷物もいらないのも魅力(いや、インタビューは技能だとおもいますけどね。少なくとも始められるという意味で技能はいらない)。

テーマを決めて、旅先でインタビューを重ねて、ブログにしていきましょう。テーマは何でもいいと思います。たとえば “海外で働く日本人” にインタビューしながら旅をした「サムライバックパッパーこと太田英基さん」という方がいます。

いろんな切り口を考えてみるとおもしろいです。実はぼくがもしもう1度旅をするなら1番やってみたいスタイルかもしれません。思いつくテーマを適当に挙げていくと……

  • 世界の料理人
  • 世界のミュージシャン
  • 世界の絵描き
  • 世界の小説家
  • 世界の宿・レストランオーナー
  • 世界の企業家
  • 世界のティーンエージャーとか二十歳

などなど。いくらでも思いつきますね。最後に書いた「世界の二十歳」とかおもしろいと思いますよ。世界中を旅しながら二十歳の人を探して、「いまの人生にどう思う?」「これから何をしたい」「どこの国に行ってみたい?」など聞いたら、すごくおもしろい結果が得られると思います。

うん、これがやってみたいな。30歳とかもおもしろいと思いますよ。今は情報発信ツールが豊富なので、ブログ・twitter・動画配信などいろんなことができます。

あなたは何をしながら旅をしますか?

「○○ × 旅」の可能性は無限大です。

あえてテーマを決めて旅をすると、何にも決めないときよりも帰って自由で深みのある旅ができる気がします。何をしながら旅をするか。そこからあなたの個性が問われます。

出発前に決められれば、それはそれでステキですが、旅をしながら決めてもいいと思いますよ。徐々にやりたいことが決まっていくことも多いと思います。

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