「治安最悪のベネズエラでも、メリダは安全」という神話が崩れた

このブログを更新するのは久しぶりです。最新のアップデートをご覧になりたい方は《日刊ケネミック》からどうぞ。

さて、今日このブログからお伝えしなければならないのは「ベネズエラのメリダ」いついてです。


世界で最も治安が悪い国「ベネズエラ」

ベネズエラの首都カラカスは世界で最も治安が悪い国として有名です。

カラカスに限らず、ベネズエラは基本的に治安が悪く、それも警察が腐っていて「警察に見つからないように旅をしなければならない」とさえ思うような国なのです。

それでもわたしたちは昨年の前半、ベネズエラに行きました。

ベネズエラ内では比較的安全な「メリダ」

じつは危険だと言われる国はこれまでも避けてきました。危ない国にフラフラと行ってき険な目に遭うのは冒険でも何でもなく、ただの無茶。そう考えているからです。

それでもベネズエラに行ったのは、コロンビアで出会った日本人旅行客に「メリダ」の魅力を聞いたから。

「メリダにいる限り、他の南米と変わらないくらい安全だよ」

いろいろある魅力のうち、この情報が決め手となり、わたしたちはメリダに行きました(もちろん、裏付け情報も探して決めました)。

実際、わたしたちの目で見る限り、メリダは「他の南米と同じくらい安全」というのは正しい情報だったようです。

「他の南米と同じように」というのは、たとえば――

  • 夜は出歩かない
  • 昼間でも人通りのない道は歩かない
  • 町の中でも危ないとされる場所は現地の人に聞き、そこには近付かない
  • カメラを首からかけて歩いたり、スマホを路上で出すようなことはしない

など、「安全」の基準が日本とは違うことは常識です。それでもこういったことを守ってさえいれば、3ヶ月以上の滞在で、特に問題も起きませんでした。

fe2406180913b2d21182f24364a1d93b
世界一治安が悪いベネズエラ。それも強盗などの犯罪者もさることながら、警察官自身が腐っていて、悪い警察に金目の物を見つけられると没収(という名目で奪われる)される。そんなベネズエラに

そのメリダの安全神話が崩れた

このことをブログに書かなくては行けないと思ったのは、こちらの記事を見たときです。

<ベネズエラに行かれる皆さんへ> ※シェア歓迎

この記事を書いたのはコロンビアで日本人宿を営む方です。そこでこのようなことが書かれていました。

自分も多くの旅人から、コロンビアに近い「メリダは治安がいい」と聞いていましたので、逆にメリダでの治安悪化が感じられるようになった時が、ベネズエラ旅行を考え直す時だと思っていました。

そのタイミングが来てしまったようです。

韓国人の男性が殺害された(未確認)ということです。この事件が事実かどうかは不明ですが、それはさておき、この情報を現地で聞いたという「メリダにいた旅行者」は、メリダがもう安全だと思えず、出国するとも書いてあります。

この「危ないからもう出よう」という感覚を僕は信じます。

旅をしていて「ここは危ないぞ」という感覚は、信頼できるものです。長く旅行をしていて、前半はその感度が鈍かったですが(平和ぼけですね)、やはり危険を察知する感覚はどんどん鋭くなっていくものです。

現地にいる旅人が「危ない」と思うのであれば、それはきっと危ないのだろうと、思います。

国境も不安定

上の記事だけではありません。

政治的にも(これはずっと前からですが)不安定な状態が続いており、現地ではわたしたちがいた頃からデモが起きていました。

また、コロンビアとベネズエラを結ぶ国境も開いたり閉じたりしているようです。

わたしたちがベネズエラを出国してしばらくして、麻薬取引の取り締まりなどを理由に国境を閉じたというニュースを見ました。

国境が閉じられれば、旅人は出られなくなります。

国境付近というのはどの国でも治安が悪いもの……。そんなところで足止めを喰らえば、余計な事件に巻き込まれる可能性があります。

ベネズエラに行くという人は、よく調べてください

ぼくとしては「いまはオススメできないし、ぼくなら行かない」とだけお伝えしておきます。

「自分は行っておいて良く言うわ」

と思う人もいるかもしれません。だけど、状況は変わります。

みなさまもよく考えて、調べて、ベネズエラ旅行を考えてください。

ブログランキング・にほんブログ村へ